高級ブランドの、「大衆化」の勢いが止まらないそうです。
いまいち、よくわからんが・・・
記事によると、
「シャネル」はテレビや新聞に広告を掲載しているそうです。
「ルイ・ヴィトン」と「ティファニー」は公式サイトでネットショップを開設しているそうです。
「グッチ」は、モバイルサイトをオープンしたそうです。
これらを例にあげて、大衆化したと言っているようです。
私は、過去にネット販売の仕事をした事があります。
この記事を読むと、ネット販売 イコール 低俗みたいな表現で気分が悪いです。
逆に聞きたい、あんた、広告もネットサイトも無しに、今以上の売上を上げることが出来るの?
そんな、外部にアピール出来ないブランドは、古臭いブランドとして、取り残されるような気がします。
今の時代、ブランドと言っても、大量生産みたいなところがあります。
昔のように、かぎられた職人が、限られた数を作るのでは、ブランドを維持できないのでは?
話は変わりますが、以前、宝石の本を読んだ事があります。
その本の話の中に、珍しい石の話がありました。
本当に、珍しい石です。
ほとんどの人が、その石を持っていません。
それって、どれくらいの価値があると思います?
実は、余り価値が無いそうです。
なぜなら、余りにも数が少なくて、流通しないので価値が付かないそうです。
話を、ブランドの話に戻します。
ブランドも、この宝石と同じではないでしょうか?
ある程度の流通が無ければ、ブランドとしての価値を維持できないのでは。
その流通を起こす為に、広告をしたり、ネット販売したりするのではないでしょうか?
ネットだと、世界中に同じ情報を、瞬時に送る事が可能です。
それを、老舗ブランドらしさが・・・なんて言ってる方がどうかと思います。
ブランドの会社の歴史を見ると、新しい事にチャレンジして、有名になったケースが多いように思えます。
時代の変化に着いて行けずに、過去の慣習にこだわるようになった時点で、そのブランドは終わりだと思うのですが?
大衆化に舵を切る高級ブランド 「ヴィトン」通販「グッチ」モバイル
高級ブランドの「大衆化」の勢いが止まらない。庶民にとって高嶺の花であったのは一昔前のこと。「シャネル」はテレビや新聞に広告を掲載し、「ルイ・ヴィトン」と「ティファニー」は公式サイトでネットショップを開設している。「グッチ」にいたっては高級ブランドでは珍しいモバイルサイトをオープンした。一方で「これまで守られてきた老舗ブランドらしさがなくなるのではないか」と懸念する声も上がっている。
「ヴィトン」は通販に積極的
2008年3月28日にイタリアのファッションブランド「グッチ」で初めてのモバイルサイトがオープンした。女性向けのハンドバッグシリーズ「ジョイ コレクション」の春夏新製品のプロモーションの一環で、氏名などを登録すると待ち受け画面や携帯電話のメニュー類をカスタマイズできる「きせかえツール」が無料でダウンロード可能だ。
高級ブランドがモバイルサイトを開設する例は珍しい。重厚な雰囲気の店内で対面式のサービスを実施する高級ブランドにとって、誰もが手軽に利用できるモバイルは正反対に位置している。
「大衆化路線に変更したのか」というJ-CASTニュースの取材に対し、グッチ グループ ジャパンは「ノーコメント」と回答した。フランスの老舗ブランド「ルイ・ヴィトン」も積極的にネットを活用している。日本公式サイトでは、オンラインショップ「E-ショッピング」が07年5月から開設されている。定番の「モノグラム」のほか、最新コレクションのバッグ、財布、腕時計、携帯ストラップなどを豊富に揃える。
ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニーの広報担当者は、「ネット通販を始めたことで、ブランドイメージを損ねるとは思っていない。サービスの一環として認識している」
と説明する。将来お客になってくれればいい
高級ブランドがネットを活用し始めたことについて、日本通信販売協会の担当者に話を聞いた。
「ネットでの通販や情報発信によって、ブランドへの間口を広げている。若者を取り込み、未来の顧客として育てる作戦だ」
今すぐ購入してもらえなくても、親しみをもってもらい、潜在的顧客を増やす、という作戦らしい。
アメリカでは宝飾店「ティファニー」が、子供用のジュエリーからハイジュエリーまで幅広い値段の商品を販売し、幼少期から顧客を取り込むことに成功している。この傾向はアメリカで数年前から進んでいるというが、日本ではまだ始まったばかり。潜在顧客にまでアプローチしようというのだから、ブランドの大衆化は今後ますます進みそうだ。
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