エルメスのバッグ「バーキン」は、購入まで2年待ちともされ、入手困難なバッグとして有名ではないでしょうか?
その”バーキン”の、入手の裏技が公開されたようです。
あなたは、知りたいですか?
知ったところで、もうこの技は使えないと思いますよ。
ところで、私は、過去にネット販売の仕事をしていました。
ネット販売を成功させる為には、GoogleやYahooなどの検索サイトで検索して、いかに最初のページに表示させるかに掛かってきます。
一応、このテクニックにも名前があります。
SEO(エスイーオー)です。
今は、ネットのブームが去ったので、あまり使われなくなった言葉です。
しかし、以前は違いました。
SEOと看板を掲げる、怪しい会社が多数ありました。
でも、ネットで調べれば、ある程度の情報は見つかります。
更なる情報になると、お金が必要になります。
その効果のほどは、不明です。
しかし、その情報に対するキャッチフレーズは、つい試したくなるようなものばかりです。
そして、その効果が薄れた頃に、その情報が世間一般に公開されます。
話を、エルメスの「バーキン」に戻します。
今回の情報も、これと同じように、すでに効果が無いものではないでしょうか?
「バーキン」と言えば、まだまだ人気商品です。
中古でも、新品より高い価格が付いたと言うのを聞いた事があります。
そんな情報を、あなたは気軽に他人に教えますか?
人間は欲深いものです。
今回の情報は、最後の最後、出がらしのようになった情報ではないでしょうか?
ま~、よかったら、この方法を試してください。
以下の元記事に、その方法が書かれています。
エルメスの人気バッグ「バーキン」、バイヤーが買い付けの裏技を告白
仏高級ブランド大手エルメスの人気バッグ「バーキン」は購入まで2年待ちともされるが、米国人ファッション・バイヤーのマイケル・トネロ氏によると、買い付けの裏技があるという。このテクニックについて記した著書「Bringing Home the Birkin(原題)」を今月出版した同氏が、ロイターとの電話インタビューに応じた。
トネロ氏は5年間かけて世界各地のエルメス店舗を回ってバーキンを大量に買い付け、「2年も待てない」という富裕層クライアント向けに、それらに相応のマージンを上乗せして販売してきた。
同氏が明かす買い付けの秘訣によると、ショップに入ってまずエルメスの手帳「ユリス」に書いた買い物リストを取り出し、スカーフやショール、ブレスレットなど2000ドル(約20万円)相当の商品を次々に出してもらう。これによって、自分をエルメスの上顧客に見せることができるという。そして、それらの支払いをする段になって店員にバーキンを頼むと、大半の場合、裏の部屋から商品を持って来てくれるのだという。
同氏は、この方法により2005年には3カ月間で130個のバーキンを買い付けに成功。「2年待ち」などとされる同バッグの予約リストの存在に疑問を呈している。
一方、オーストラリアのエルメスのスポークスマン、ニコール・モーガン氏は、「バーキン」バッグは1つ1つパリで手作業で製作しており、その受注管理は同社の顧客サービスの一環だとして、トネロ氏の本に関する公式なコメントを差し控えた。
<まるで麻薬の売人>
「バーキン」バッグは、英国出身の女優ジェーン・バーキンの名を取って1984年に誕生。価格は、使用する素材によって9000─3万4000ドル。英歌手のビクトリア・ベッカムや米女優のケイティ・ホームズ、エヴァ・ロンゴリアなど華やかな有名人が愛用している。
トネロ氏は、バーキンほど魅惑的なバッグはなく、エルメスが予約リストにまつわる謎と同商品の希少性を守るのに躍起になるのは無理もないと語る。「バーキンはその入手困難さゆえに究極のぜいたく品の象徴となった。人は手に入らない物を欲しがるものだ」と言う。
トネロ氏はまた、バーキンの販売を始めてしばらく経ったころから、自分がまるで麻薬の売人であるかような錯覚を覚えたと打ち明ける。
同氏は、どのエルメス店舗にいつ行って何を買ったかを記録し、6カ月間は同じ店を再訪しないことにしている。かつて訪問回数が過ぎたのか、パリのある店舗で過去の購入履歴をコンピューターで照会され、同氏には今後バーキンを販売しないと文書による通告を受けたという。
現在はスペインのバルセロナに居を構え、「バーキン」バッグの販売から身を引いたトネロ氏。後悔はないと話す。「バーキンは好みではない。正直に言うと、物の出し入れに時間がかかってあまり実用的に思えないし、何も入れない状態でもかなり重いから」と淡々としていた。
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