只今、私は盆休み。そのため、昼過ぎまで寝ていよう、と思ったのですが・・・
「うるさい(怒)」
と怒鳴り、コカコーラのペットボトル1.5リットル(コーラの代わりに水を入れている)で、壁を思いっきり叩いた。ちなみに、このペットボトルは、壁を叩くためだけに用意している。
もちろん冗談ではない。さわやかな、休日の目覚めになるはずが、怒りMAXの状態で目が覚めてしまった。
かなり最悪だ。
一瞬、静かになったのだが、また隣から騒ぎ声が聞こえる。またも、私の怒りはMAXの状態になった。
「うるさいっていってるやろー」
そう怒鳴って、またペットボトルで壁を叩いた。
「何とかならんか、ぼけ老人よ」
さて、このブログを更新している間も、隣でわめき声が聞こえる。私は、ぼろいアパートに住んでいます。ぼろい事もあり、家賃が安いため、みすぼらしい老人がたくさん住んでいます。
このアパートに引っ越ししてきたときは、
「こんな老人にはならないでおこう」
なんて思ったか、転職を繰り返すうちに、いわゆるワーキングプア状態。このままでは、私が見下していた老人になりそうだ。
さて、隣の部屋は、年寄のババアだ。そのババアは、前からおかしかったのだが、最近は特におかしい。いわゆる、ぼけ老人だ。
今も、一人でブツブツ何か言っているかとおもったら、急に大きな声でわめきだした。ぼろいアパートなので、壁もうすく、声がよく聞こえるからたまったものじゃない。
正直、引っ越すか、死んでほしいと思う。
「なんて、ひどいやつなんだ!」
って思うかもしれない。しかし、それはあなたがこの状態を経験していないからそう思うのだ。
「いや、私はそんなことはない」
なんて思うかもしれない。しかし、それが何年も続くと、ちょっとした事でもすぐに我慢の限界が来る。
そういえば、ニュースで、介護に疲れて殺してしまったってのを何度か見たことがある。判決は、執行猶予だったり、結構罪が軽い。
「なんでだ?」
なんて昔は思ったのだが、今はそれがよくわかる。ところで、隣のぼけ老人だが、いつもおかしいわけではない。
だから困るのだが・・・
なぜ困るか?
いつもおかしければ、ぼけ老人として、それなりの対処は出来る。しかし、症状がましの状態があれば、変な老人として扱われ、役所は対処してくれない。
本当に役所ってところは、役にたたないところだ。おっと、またぼけ老人がわめいている。
出来たら、このおかしくなるサークルが少しずれてくれると私も助かったのだが、おかしくなるタイミングが、私の盆休みと重なった。
仕事がある日は、昼間にいくらわめいても、関係ないのだが、予定の無い休みの日はずっと家にいるので、たまったものじゃない。一応、隣のぼけ老人は、薬を飲んでいるようだが、あまり効果は見られない。
飲み始めたころは、少し効果があったようだが、私にとっては喜ばしくない。なぜなら、陽気になって騒ぐからだ。前など、茶碗を叩きながら
「痔がいたい~」
と騒いでいた。さすがに、
「死ね~」
と思った。つい最近は、
「ボケてないけど、パンツ忘れた~」
と騒いでいた。さて、他のアパートの住人はどう思っているか?
もちろん、他の住人も、そのババアが、頭がおかしいのはわかっている。
しかし、実害があるのは、私だけなので、それほど気にしていないようだ。なぜ、私だけ害があるか?
ぼけ老人の部屋の右隣が私の部屋。その反対の左の部屋は?
実は、その部屋は空き部屋なのだ。だから、ぼけ老人の実態の知っているのは私だけなのだ。
そういえば、おかしいのに、問題ないと言い張るやつがいる。それは、ぼけ老人の妹だ。
実は、そのぼけ老人がおかしいので、管理人が役所に届け出た。すると、支援を完全拒否。
ま~、その時は、今より症状がちょっとましで、経済的に苦しいってことで届けたみたいだ。
つまり、生活保護の申請だ。そういえば、芸能人の生活保護受給が問題になっていた。
あのニュースを見ていると、納得いかないことが多々あった。あれに比べたら、隣のぼけ老人が、生活保護を受けてもしょうがないと思う。
しかし、役所は完全拒否。いったい、あの生活保護の制度はどうなっているのだ?
そんなこともあり、管理人は、ぼけ老人の親族に連絡することにした。それが、ぼけ老人の妹だ。その妹は、月に1回ぐらい来て、数日間滞在してまた帰る。この妹が、またうるさい。
本当に迷惑だ。
騒ぎ声が、私の部屋によく聞こえる。だが、前回は、すぐに帰った。なぜなら、ぼけ老人の部屋がくさいからだ。
どれくらいくさいかと言うと、ほけ老人の部屋のドアが開いているときに、部屋の前を通ると
「なんか、子供のころの遠足を思い出すな~」
ちなみに、その遠足の行先は動物園だ。つまり、ぼけ老人の部屋から、動物園のようなにおいがするのだ。ちなみに、私のアパートは共同トイレなのだが、ぼけ老人の部屋だけトイレがついているのだろうか?
もちろん、そんなはずはない。まえ、そのぼけ老人の妹が来たとき、大きな声で
「おしっこくさーー」
とわめいていた。じゃあ、なんとかしてくれ~と思ったが、やはり今も動物園のにおいはする。そんな状態だから、部屋はとても汚いのだろう。
そのため、今年は、嫌な虫のGがたくさんでる。私が、買い物に行くために部屋を出て、再び戻ってくると、ぼけたババアの部屋側の壁には、数匹のGがいる。
最近買った、ゴキジェットは、もう中身が半分になっている。前回友達にゴキジェットをもらったのが、数年前。それが今年亡くなって、新品のゴキジェットを今年買った。
それが、もう半分になっている。前回は、数年持ったのに・・・
いかに今年は、Gがたくさん出るのか、想像できるとおもう。おっと、今も壁に目をやると、Gがいる。
シューーーー
実に、ゴキジェットはよく働いてくれる。しかし、このままのペースで、ひと夏持つだろうか?
おっと、気が付くと、もう夜の10時すぎ。隣のぼけ老人は、就寝中のようだ。
やっと静かな時が流れる。
かと思うと、最近は、夜中にわめく日もある。急に、一人で怒り出すから困ったものだ。
こんな状態だということも、うすうす、ぼけ老人の妹は気づいている。しかし、それを認めると、その妹がぼけ老人の世話をしなければいけなくなる。だから、ぼけ老人の妹は認めない。正直なところ、処分してほしい。
えっ!人権にかかわる発言だって?
そんなことを言うやつのうちに、このぼけ老人をす巻きにして送ってやりたい。
「まず、ぼけ老人がどんなものか経験してから、文句を言え」
って言いたい。ところで、日本は長寿国なんて言われているようだ、はたして長生きすることはいい事だろうか?
なんか、今の日本の長寿って、病院のベットに寝かせ、体じゅうチューブでつながれているイメージがある。つまり、無理やり命を無駄に伸ばしているイメージだ。
隣のぼけ老人も、おなじかも?
騒いでいる内容は、
「友達がいない」
など、孤独を訴えるものだ。そんなのを見ていると、長生きすることが、本当に幸せな事だろうかと思う。
コメント
ビバっプの話、良かった。
俺もあの話は嫌いだ。
「だと思ったぜ」
ハッ、ハッ、ハーーーー(笑)