頭を使って、疲れたときに、甘いものが食べたくなりますよね? これって気のせいかな。もしかして、私だけでしょうか。
ブログを更新しようと思って、キーボードを打ちます。
「最近、本ばかり読んでいます。普段使わない頭を使うせいか、甘いものがほしくなります」
ここまで書いて、ある疑問が頭に浮かびました。頭を使うと、本当に、甘いものがほしくなるのだろうか?
「そんなことない」っていう人もいるかもしれません。そこで、頭を使うと、甘いものがほしくなる理由を調べることにしました。因果関係がわかれば、「甘いものがほしくなる」ことに、説得力がでます。
そこで、グーグルで「脳 甘いもの」で検索しました。すると、「甘い物は脳に悪い」という結果がたくさん出てきます。いったい、何だこれ?
どうも、本のタイトルのようです。自分の思っていた常識と違うので、ドキッとしましたが、それが本のタイトルだとわかると、あることが頭の中に浮かびました。なんだ商売か!
今、私は、「文章の書き方」についての本を読んでいます。その本の中に、「タイトルの重要性」が書かれています。たとえ素晴らしい文章でも、読んでもらえなければ意味がありません。人に読んでもらうために、「タイトルで人の目を引きつけ、本文に誘導する必要がある」と書かれています。
「甘い物は脳に悪い」のタイトルは、人の目を引き付けるために、あるテクニックが使われています。そのテクニックとは、「あえて常識とは逆の意見を言う」です。こう書くことによって、おや? と思わせ、本文を読ませようとしています。
しかし、「甘い物は脳に悪い」と言い切った以上は、根拠が必要です。嘘でしたでは、読者は納得しません。さて、どのような根拠で「甘いものは脳に悪い」と言っているのでしょう。今すぐにその根拠を知りたいので、本を読んだ人の感想をネットで検索しました。
甘い物を食べる→急激に血糖値が上がる(疲れが取れて頭がすっきりしたような気分になる)→膵臓が大量のインスリンを分泌(血糖値を下げようとする)→血糖値が下がる(集中力が続かなくなり疲れを感じる)
http://d.hatena.ne.jp/rosa8719/20121204/1354619991
ところで、アマゾンの本の著者のリンクをクリックすると、
聖心女子大学文学部哲学科卒業後、香川栄養専門学校にて栄養士免許取得。現在、栄養士・食事カウンセラー・フードアナリストとして活躍中。
http://www.amazon.co.jp/%E7%AC%A0%E4%BA%95-%E5%A5%88%E6%B4%A5%E5%AD%90/e/B007P4W1WE/ref=ntt_athr_dp_pel_1
となっています。栄養士免許を持っている人が言っているとなると、権威に弱い私は、今回の「甘い物は脳に悪い」の意見をうのみにしてしまいそうです。
さて、アマゾンのこの本のレビューです。
星が1つ(9個)、2つ(3個)、3つ(9個)、4つ(6個)、5つ(6個)です。微妙な評価です。
私の評価は、この本を立ち読みしてからくだしたいと思います。
久しぶりにブログを更新して疲れました。これから、かりんとと、渋いお茶で休憩します。私には、たとえ脳に悪くても甘いものが必要です。
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