結構いいかげん?CO2の排出量はどうやって量るの?

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今では、エコって言葉を聞かない日は無いように思います。

そして、地球温暖化問題。

地球温暖化には、二酸化炭素が関係しているようです。

排出量が、どうたら言っています。

ふと、そんな時、この質問を見つけました。

”CO2の排出量はどうやって量るの?”

言われてみれば、そうだな~

なんか、専用の機械を使って計るのだろう?そんな風に思っていたかも?

と言うより、そんな事まで考えた事なかったかも知れません。

この質問の回答によると、あらかじめ決まっている(排出係数)数を掛けるようです。

なんか、いいかげんな感じがします。

もっと、複雑なものかと思っていました。

質問なるほドリ:CO2の排出量はどうやって量るの?=回答・江口一
<NEWS NAVIGATOR>

◆CO2の排出量はどうやって量るの?

◇燃料、電力の使用量が基準--「体積」ではなく「重さ」で表現
なるほドリ 地球温暖化対策で二酸化炭素(CO2)の排出量が問題になるけど、工場や家庭などいろんな場所から出るCO2の量をどうやって量るの?

記者 いちいち排出される気体の体積や成分を測定しているわけではありません。ある工場で使うガソリンや軽油など燃料の量(活動量)が明らかなら、それらを1リットル使って出るCO2の量はあらかじめ決まっている(排出係数)ため、単純にかけ算します。つまり「CO2を出す活動量×排出係数=排出量」という計算式になります。

Q 燃料を使わないオフィスの場合は?

A 主に電力の使用量から算出します。一定の電力量を生み出す過程で出てくるCO2の量を排出係数とし、オフィスの電力使用量をかけ算すれば、CO2の排出量が判明するわけです。ただ、電力会社ごとに原子力発電や火力発電などの電源構成が違うため、排出係数も異なります。

Q じゃあ、国全体の排出量の量り方は?

A 同じ計算式を採用しています。その国が出すCO2の大半は、石油などの燃料に由来するという考え方に基づき、国全体の燃料使用量を集計することで、排出量を算出しているのです。

Q ところで、CO2は気体なのに、「排出量500万トン」などと重さで表現されているのはなぜ?

A 気体を体積で表現すると、不都合なことがあるんです。例えば、10グラムの空気が入った風船があると仮定します。この風船を暖めると大きく膨らみますよね。空気の体積は、測定時の気温や周囲の気圧の違いで変わってしまいます。でも、重さで表現すると、どんな条件でも変わりません。気温や天候に左右されることがないので、世界共通の指標になりうるのです。

Q CO2の重さはどうやって量るの?

A CO2は、炭素(C)と酸素(O)の原子で成り立っています。原子の重さは非常に小さいものですが、ある体積の気体に含まれるCO2の量が分かれば、重さも分かります。ちなみに気温が0度、1気圧の状態のCO2は、体積22・4リットル当たり44グラムということが分かっています。(科学環境部)

質問なるほドリ:CO2の排出量はどうやって量るの?=回答・江口一 – 毎日jp(毎日新聞)

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