いや~、朝から不安でした。
なぜなら、今日、親知らずを抜く日だったからです。
親知らずとしては、最後の1本です。
すでに、後の3本は過去に抜いています。
ところで、何で、1本だけ親知らずが残っていたかと言うと、歯医者の判断でした。
しかし、その親知らずを残した結果、すぐ横の歯が虫歯になりました。
あの時に、抜いとけば良かったと、いまさらながら思います。
今回行った歯医者は、以前行っていた歯医者とは違います。
以前行っていた歯医者は、昔、働いていた職場の近くの為、家から遠いです。
そのため、違う歯医者に変えました。
なぜ、以前の歯医者は、親知らずを抜かなかったのでしょうか?
私には、親知らずを抜くのが、いやそうに見えました。
そこで、今回、歯医者さんに聞いてみました。
すると、やはり、関わりたくないそうです。
今回、私は上の親知らずを抜きました。
上の親知らずの場合、抜いた歯の穴が、すぐ近くにある鼻の空間とつながる?
ま~、面倒な事になる確率が高いそうです。
しかし、今回は、親知らずが原因で、他の歯が虫歯になったので抜かなければなりません。
治療の為に椅子に座った私は、緊張で固まってしまいました。
それほど、怖かったのです。
歯医者の場合は、看護婦ではなく、歯科助手って言うのですか?
その人から
「楽にしてくださ~い」
って言われてしまいました。
そうは言われても、親知らずを抜くのは、久しぶりです。
たぶん、10年ぶりぐらいだと思います。
以前の事など、まったく憶えていません。
気持ちは、初めて親知らずを抜くのと変わりません。
治療は、まず麻酔から始まります。
チックとしますが、結構痛いです。
終わったと思ったら、口の中に、口内炎が出来たような感じがします。
そして、待機です。
麻酔がかかるのを待ちます。
さっさと親知らずを抜いてほしいのですが、待つしかありません。
その間、先生に聞いてみました。
「親知らずを抜くのって、どれぐらいの時間がかかるのですか?」
すると、
「早ければ、1分ぐらいです。」
「でも、場合によったら、30分ぐらい掛かるときもあります」
私は、心の中で、
「たぶん、30分ぐらいの方だろうな~」
「なんたって、普段の行いがわるいからな~」
そして、治療が始まります。
「うわ~、なんか押し付けている感じがするよ~」
「このまま、30分かかるのかい?」
今から始まる、悪夢のような時間を想像しました。
すると、意外にも早く抜けました。
あまりにも簡単に抜けたので、いまいち信じられませんでした。
顔の上には、タオルが掛けられています。
美容院で、シャンプーする時のような状態で、顔にタオルが掛けられています。
そのタオルがどけられると、すぐに、抜いた親知らずを確かめました。
先生は、抜いた親知らずを渡してくれました。
確かに、親知らずは抜いていました。
ところで、私は、白い親知らずを想像していました。
しかし、実際に抜いた親知らずは、まるでコーヒーで染めたような色をしています。
また、親知らず自体も虫歯になっていました。
しげしげと、親知らずを見ていると、先生はピンクのケースをくれました。
歯を入れるためのケースです。
そのケースに親知らずを入れ、ふたをして、そのケースポケットにしまいました。
思ったより、簡単だったのでよかったです。
今日は、これでお終いです。
ほ~(安心のため息)
ところで、また明日、歯医者に行かなければなりません。
それは、今日抜いた親知らずのところの消毒の為です。
でも、びびる事は無いので、後は気楽なものです。
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