贈り物といえば、タオルも、その候補だったようなきがします。
しかし、今は、それも過去の話のようです。
そういえば、子供のころ、親がどこかに出かけては、大きな箱をお土産に持ち帰って来ました。
なんだろ〜
お菓子かな?
期待を膨らませ、箱を開けた記憶があります。
な〜んだ、タオルか〜
食べ物を期待していただけに、非常に残念な思い出がたくさんあります。
さて、そんなタオルも、好みの多様化により、購入するものに変わりつつあるようです。
ま〜、私の場合、やはりもらう方がいいかな〜
だって、私の好みは、タダだから。
さて、そんな私も、一応希望はあります。
できたら、安っぽいタオルがいいです。
たとえば、酒屋の景品でくれるような、白地に店の名前が入っているようなやつです。
なぜなら・・・
一応、私も、ブランドっぽいタオルを持っています。
これも、自分で買った奴ではなく、もらったやつです。
この手のタオルは、色落ちが激しい。
私は、皮膚が弱いので、タオルで体をふきます。
その時に、まず、洗面器にタオルを入れます。
次に、熱湯を入れます。
すると、見る見るうちに、お湯がタオルの色に染まります。
なんか、そんなタオルで体を拭くと、余計にかゆくなるような気がします。
だから、タオルは、シンプルな安モンのタオルが好きです。
それでも、タダでくれるなら、どんなんでもいいですけど・・・
私の場合、タオルに穴が開いても捨てません。
ちぎれて、使えなくなる使います。
いぜん、そんなタオルを持って、友達の家に泊まりに行きました。
すると、友達に、そのタオルを捨てられてしまいました。
そして、代わりに新しいタオルをもらいました。
古いタオルは、それはそれでいいところもあるんですけど。
たとえば、新品にないやわらかさ。
あれは、使い込んでこそ出る風合いなんですけどね〜
「もらう」から「買う」へ、タオル需要に変化
毎日、誰もが使うからこそ、ギフト品として重宝されてきたタオル。しかし最近は儀礼的な習慣が薄れたり個人の好みが多様化したこともあり、ギフト需要は減少。今やもらうものではなく購入するものとなりつつある。「せっかく自分用に買うなら」という消費者心理を背景に、素材や機能性にこだわったタオルが売れ筋となっている。
◆七つ星仕様
結婚や出産の内祝い、お見舞い、香典返し、中元、歳暮などギフト品の定番とされてきたタオル。「かつては有名ブランドの箱入りギフトがずらりと並んでいたが、今は縮小傾向にある」と話すのは、横浜高島屋バス・トイレタリー売り場の担当者。カタログで扱うタオルの数も、ここ5年でほぼ半減したという。「モノがあふれる中、ギフト選びの際に相手の好みを考えて品物を選ぶ傾向が強まっていることも、背景にあるのでは」
代わって今、売り場の中心を占めるのが肌触りの柔らかさや耐久性、吸水性などを追求した商品だ。中にはタオル産地としてのブランド化を進めている愛媛県今治市産の商品や、価格は通常商品の2倍程度ながらドバイの七つ星ホテルで使われているという綿タオルなども。色、柄ともに落ち着いた商品が目立つ。
◆「顔が見える」
「天衣無縫」のブランド名でオーガニックコットン(有機綿)製品の企画・製造・販売を行う「新藤」(横浜市南区)。有機綿の含有率や有害化学品の禁止などを盛り込んだ国際認証(GOTS)を取得するなど、「生産者の顔が見えるものづくり」を一貫して手掛ける。主力商品のタオルもまた、シンプルかつ風合いの良さが特徴だ。和装小物卸が本業だったが、着物を着る習慣が薄れたのに伴い、主力をタオルへと転換。1993年、有機綿製品の取り扱いを始めた。「安全な商品を提供したいとの思いからだったが、当時は有機綿の認知度が低く、発売から3年はまったく売れなかった」と藤沢徹社長は苦笑いする。
消費者の環境問題への意識や安全・安心志向の高まりを受け、需要は大きく伸びた。現在は直営、百貨店の計5店舗で展開。顧客の年齢層は幅広く、ギフトとしてもらった人が気に入って自ら購入したり、リピーターになったりするケースが多いという。
藤沢社長は「今後も使った人が気持ち良くなるタオルを開発するとともに、ブランド力を高めていきたい」と話している。
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