大手書店14社の、万引きによる年間被害額が約40億円と試算されるそうです。
40億か~
数字だけみれば、万引きって多いのだな~って思います。
記事によると、14社計1161店舗だから、
40億 ÷ 1161店舗 = 3445305.77・・・
1店舗あたり、350万円ぐらいですか?
う~ん、やっぱりすごい損失ですね。
また、万引きをとがめない親も多いようです。
この万引きって言葉、なんだか軽い犯罪って言うイメージがあります。
しかし、立派な犯罪です。
ところで、何で万引きって言うの?
ちょこっと、調べてみました。
語源としては、商品を勝手に間引くことから、「間引き」が転じたのに由来するという説がある。
さらに、上記のページに、こんなのがありました。
”少年等の悪質な度胸試しとして行われる事が多い犯罪類型である。”
ゲーム感覚って言う事でしょうか?
私は、以前、本屋でアルバイトをした事があります。
本屋で働いていると、店長から
「あの人、よく見とって」
って言われた事があります。
どうも、万引きの常習犯だったようです。
実際、この情報が当てになるのかは疑問です。
以前、他の販売の仕事をしていました。
そこでも、同じような事を言われた事があります。
すると、その要注意人物から、商品の質問をされました。
話してみると、その人と気が合いました。
よく聞いてみると、お金がなくてその商品の購入を迷っていたようです。
そして、店に何度も足を運んでいたそうです。
そんな行動を、ベテランの店員から見れば怪しく見えたようです。
ところで、話を被害総額に戻します。
この40臆ですが、年間総売り上げ2909億円の1・4%にあたるそうです。
他の業種に比べたら、これくらいの損失は正常な範囲ではないでしょうか。
しかし、本は利益が少ないです。
おそろしく・・・
本屋でアルバイトをしていたときは、社員割引(アルバイトでしたが)みたいな制度がありました。
もちろん、私も利用しました。
その割引率ですが、数%と低いものでした。
たしか、5%ぐらいのものだったと思います。
もっと、ひいてくれよ~って思いました。
しかし、利益が少ないのでしかたありませんでした。
本の万引き、年間40億円…小学生も犯行、とがめぬ親も
紀伊国屋書店や三省堂書店、有隣堂など大手書店14社の万引きによる年間被害額が約40億円と試算されることが、出版社や書店などでつくる日本出版インフラセンター(東京・新宿区)の調べで分かった。
最近は小学生による犯行や、万引きをとがめない親も目立つ。万引き被害は書店の経営に打撃を与えており、出版関係者の間では「このままでは日本の出版文化が衰退するおそれもある」との危機感が強まっている。
同センターの調査は、今年1月から2月にかけて、大手書店14社計1161店舗を対象に行われ、14社643店舗から回答があった。本の販売に伴って発生した店側の損失額は計約55億円で、このうち、伝票の打ち間違いなど店側のミスや売れ残った本の処分による損失は約15億円。同センターは損失額の合計からミスなどによる損失を除いた約40億円が万引きによる被害と推計している。この額は年間総売り上げ2909億円の1・4%にあたる。
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