いまさら言っても遅いよ!音楽業界の過去最大の失策は「ネット戦略」

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てっきり、この記事を見たとき、日本でCDが売れない原因を、ネットの責任にしているのかと思いました。

「ま~た、どんな分析してんだ~」

記事を読んでみると、日本のことではなく世界の事でした。

どうも、P2Pのソフトの事を言っているようです。

何より興味を引かれたのが、あのビートルズが、オーディションで落とされていたらしいということです。

わたしにとったら、ビートルズも過去のものでしかありません.

しかし、昔、大人気だった事は知っています。

そのビートルズを、オーディションで落とすとは・・・

そういえば、私が子供のころ、始めてビートルズを聴いたとき、とてもうるさいと思いました。

「どこが、いいの?」

と、耳をふさぎました。

たぶん、私がオーディションしても、落としていたかも知れませね。

音楽業界の過去最大の失策は「ネット戦略」

Napsterの数千万人のユーザーから利益を上げる方法を考え出す代わりに廃業に追い込んで以来、音楽業界は厳しい不景気に見舞われている。(ロイター)

 ビートルズをオーディションで落としたスカウト担当者は長らく、「音楽業界で史上最大の判断ミスを犯した人物」とされてきた。

 だが米音楽誌Blenderが先日発表した「音楽業界史上最大の失策トップ20」のリストでトップの座に輝いたのは、このディック・ロウ氏の10億ドル規模の判断ミスではなく、「レコード会社がインターネットを十分に活用できなかったこと」だった。

 大手レコード会社はファイル交換サービスNapsterの数千万人のユーザーから利益を上げる方法を考え出す代わりに、2001年に同社を廃業に追い込んだことに対し、最高に不名誉な評価を受けた。Napsterを廃業させても、結局ダウンロードユーザーはほかの数百ものサイトに散らばっただけで、音楽業界はそれ以来、厳しい不景気に見舞われている。

 「インターネットで無料で楽曲を入手させないためのレコード会社の取り組みは、ハリケーンにコルクでふたをしようとするようなものだ。P2Pネットワークでは毎月10億曲以上の楽曲ファイルが交換されている」とBlender誌はリポートで指摘している。このリポートは最新号となる4月号に掲載されている。

 リストで第2位に選ばれたのは、1962年のオーディションでビートルズを落としたディック・ロウ氏だ。ビートルズのマネジャー、ブライアン・エプスタイン氏は後に、Decca Recordsの幹部だったロウ氏は不合格の理由を「ギターバンドはもう流行らない」と説明したと語っている(ただし、そうした発言についてロウ氏は否定している)。ロウ氏はその後、ローリングストーンズと契約を交わしている。

 第3位に選ばれたのは、Motown Recordsの創業者ベリー・ゴーディ氏だ。これは、同氏が1988年、当時シュープリームスやマービン・ゲイを擁していたMotown Recordsを経営不振を理由に約6000万ドルで売却したことに対するもの。その翌年にA&M Recordsが約5億ドルで売却されたのと比べて、6000万ドルというのはかなりの安値だ。さらに1990年には、デビッド・ゲフィン氏も約7億ドルでGeffen Recordsを売却している(ただし、ゴーディ氏は収益性の高いMotown Recordsの版権は保持している)。

 Geffen Recordsはリストの第11位と第12位にランクインした。第11位は、同社が1980年代にニール・ヤングを「意図的に売れない作品を作っている」として訴えたことに対する評価。第12位は、ガンズ・アンド・ローゼズの新作アルバムに1300万ドルもの費用をつぎ込んだとされている件に対するものだ。このアルバムは制作から10年以上たつが、いまだにリリースされていない。

 そのほか、この不名誉なリストには、ブレイク前のアリシア・キーズやラッパーの50セントの才能を引き出せなかったことに対してColumbia Recordsが第10位、1996年にロックバンドR.E.M.との間で音楽史上最高額とされる8000万ドルもの契約を結んだことに対してWarner Bros. Recordsが第13位に選ばれている。

音楽業界の過去最大の失策は「ネット戦略」 – ITmedia News

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