政府は、イギリスのある投資ファンドに対して、電力卸大手の電源開発(Jパワー)株の買い増しを中止するよう命令したそうです。
なんでや?
持ち株数が増えれば、会社に対して、あーだこーだと、好きな事が言えます。
そうなると、利益を追求するあまり、電気の安定供給が難しくなる場合があります。
そのような事を心配して、政府は命令したそうです。
そうなんだ~、政府は国民の事を考えてこんな行動をするんだ~
って言いたいところですが、最近の政府を見ていると、
「なんか、裏があるんじゃないの?たとえば、自分達のおいしい事がなくなるのでは?」
と聞きたいです。
なぜなら、以前に、空港の株式の事で騒いでいたからです。
外国が、空港の株を買うと、利益を追求するあまり、安全の確保が出来ない。
そのような、もっともらしい事を述べて、反対していました。
調べてみると、空港以外の施設がメインで、そのような心配は無いようでした。
実は、官僚の天下り先が無くなるので、そのような行動に出たみたいです。
この場合、官僚の利益ですが、政治家にも、それなりのおいしい事があったのではないかと推測できます。
ま~、いろいろな問題の為に、地に落ちた政府の信用ですが、おっと、政府の信用なんて以前からありませんね。
そんな、嫌味の一つも言いたくなる、今日この頃です。
ところで、今回は電気に関係する事のようです。
確かではありませんが、日本の電気料金って、他の国に比べて高いって聞いた事があります。
これが本当なら、また、誰かが、甘い汁を吸っているのではないかと想像してしまいます。
いっちょ、ここらで、外国の資本を入れたほうが、日本にとっていいのではないかとさえ思います。
どうでしょうかね~
政府、英ファンドに中止命令=Jパワー株買い増し-外為法で初、攻防長期化も
政府は13日、英投資ファンドのザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)に対し、外為法に基づき、電力卸大手の電源開発(Jパワー)株買い増しを中止するよう命令した。株の追加取得を認めれば経営への影響力が増し、電力の安定供給など公の秩序維持を妨げる恐れがあると判断した。政府が同法に沿って行政処分の投資中止命令を発動するのは初めて。4月に中止を勧告したが、TCIが受け入れを拒んだため、命令に切り替えた。
甘利明経済産業相は同日の記者会見で、中止命令発動に関し、「日本が世界と比較して閉鎖的ということは全く、完ぺきにない」と強調した。一方、TCIは声明を発表し、「政府の論理には不備があり、意思決定のプロセスは全く透明性に欠けたものだ」と批判した。
TCIは命令に違反すれば罰金など刑事罰の対象となるが、7月14日を期限に政府へ不服申し立てができるほか、退けられれば命令取り消しを求める行政訴訟も可能。両者の攻防は長期化する可能性がある。TCIは併せて、6月下旬のJパワー株主総会をにらみ、同社に大幅増配などの実現を改めて強く求めていく構えだ。
政府、英ファンドに中止命令=Jパワー株買い増し-外為法で初、攻防長期化も(時事通信) – Yahoo!ニュース
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