生命保険主要12社の決算結果は、各社とも営業より保険金不払い問題の調査を優先したため、新契約がほとんどの社で減少していたそうです。
また、もうけを示す基礎利益は10社で減り、12社合計では11.6%の減益だったそうです。
「当然のむくいじゃ!はっはっは~」
と言いたいのですが・・・・
この結果って、私が加入している保険会社も含まれていると思うので笑えません。
保険金不払い問題の調査を優先するのは、当たり前だと思います。
しかし、それによって、会社の業績が悪くなると、回りまわって自分に回ってくるような気がします。
一時期、保険会社の信用が、問題になった事があったと思います。
その時、私の加入している保険会社から、何か郵便が送られてきました。
中を見ると、どこぞの調査で、会社の信用がAAになっているので安心、みたいな内容だったと思います。
「本当に、あてになんのかな~」
何かにつけて、疑り深い私です。
そこで、有名な格付け会社の判定を見ることにしました。
保険会社の判断基準として、ソルベンシー・マージン比率ってのがあります。
ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率(Solvency Margin Ratio)とは、保険業法で定められた保険会社の健全性を示す指標である。概要
保険は確率的な事象を扱うため、通常発生しうる程度の損害額は統計的に予測可能である。しかし、通常では予測不可能な大規模な損害が発生した場合にも、保険会社はその損害に対する保障をする必要がある。この、通常の予測を超えたリスクに対応する余力を示したものがソルベンシー・マージン比率である。その意味で「ソルベンシー・マージン」はしばしば「支払余力」と訳される。保険関係の法令の中では、「保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率」という。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
これを、大手の格付け会社で見ると、私の加入している保険会社は、ギリギリって感じでした。
過去に、保険会社もつぶれた事があると思います。
一応、つぶれた会社を引き継いだところから、保障されるみたいです。
でも、その額は、最低ランクだったと思います。
その様なことがあるので、保険会社を変更しようかと思った事もあります。
時もときでしたので、会社を変更しても、それほど保障に違いがあるとは思えませんでした。
その結果、私も日本人ですね~
問題を先送りにして、本日まで来ています。
改めて、私の契約している保険会社の経営状況を調べるべきだと思います。
でも、怖くて出来ません。
このままでは、保険会社のおかげで、病気になってしまいそうです。
私が病気になったら、ちゃんと保険会社はお金を払ってくれるのでしょうか?
何の為に、保険をかけているのかわからなくなってきたよ~
12社中10社が減益=不払いで新契約低迷-主要生保の08年3月期
生命保険主要12社の2008年3月期決算が30日、出そろった。各社とも営業より保険金不払い問題の調査を優先したため新契約がほとんどの社で減少。本業のもうけを示す基礎利益は10社で減り、12社合計では11.6%の減益だった。
新契約から受け取る保険料を1年分にならした年換算保険料は、アメリカンファミリー生命保険を除く11社がマイナス。医療保険などの第3分野も伸びが鈍化した。また、最大手の日本生命保険は新契約の死亡保障の合計額で3位に転落。不払い問題への対応に「営業を止めるぐらいの態勢で取り組んだ」(日生の筒井義信常務)ことに加え、死亡保障から医療保障へ顧客ニーズが変化したことも影響した。
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