ある調査によると、バーで大音量で流す音楽には、客により早く酒を飲ませる効果があるそうです。
もし、あなたがバーを経営しているとしたら、今日から音楽の音量を上げますか?
ところで、人間が、都会や交差点のうるさいところで話が出来るのは、脳が余分な音を騒音として削除しているからのようです。
なんてすばらしい機能なのでしょうか。
でも、日本人が英語を聞き取れないのは、この機能が関係しているってのも聞いたような・・・
日本語と英語では、基本的に音が違います。
よく似た音もありますが、それは似ているだけで別物です。
だから、脳みそが、英語を雑音として削除するようです。
もし、子供の頃に、英語に触れさせると脳みそが、英語を言語として受け入れるようです。
その様な、実験結果から、小学校からの英語教育なんてのがあるようですが・・・
ま~、これは他の機会にと言う事で。
で、話を今回の研究結果に戻します。
私は、普段、あまり人のいるようなところに行きません。
どちらかと言えば、静かなところを好みます。
この間、数年ぶりに、いとこに会いました。
私の家に、いとこが訪れて来たのですが、部屋が狭いので、近くの喫茶店に行く事にしました。
休日だと言う事もあり、かなり混んでいました。
そのため、騒がしかったです。
いとこと話をいていたのですが、周りがうるさくて、話がよく聞こえませんでした。
逆に、いとこは普通に私の話が聞こえているようです。
脳みそは、使わなければ退化します。
どうも、私の脳みそは、ノイズを除去する機能が劣っているようです。
じゃあ、英語が聞き取れるのかと言うと、その様には上手くいきません。
そして、私は我慢できなくなり、他の静かな店に行く事にしました。
もし、今回の調査のように、大音量の店に私が行ったとしたら、飲むスピードはアップすると思います。
しかし、次を注文するかというと違います。
そのまま店を出るでしょう。
ま~、売上の事を考えなければ、確かに研究結果は正しいかも?
でも、私の場合、そんなに大音量の店なら、入り口の時点で
うるせーーーー
って事で、店に入らないかもしれませんね。
酒場で大音量で流れる音楽、客の酒を進ませる効果=仏調査
フランスの研究チームが18日、バーで大音量で流される音楽は、客により早く酒を飲ませる効果があるという調査結果を発表した。
フランスの南ブルターニュ大の行動科学者ニコラ・ゲゲン氏が率いる同チームでは、土曜の夜に2カ所のバーで、18─25歳のビールを飲む男性40人の行動を観察する方法で調査を実施。それによると、人々がグラス1杯のビールを飲み干す時間は、音楽の音量を上げたところ約3分短縮されたという。
この調査結果は、専門誌「アルコール依存症:臨床的および実験的研究」上で発表された。
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