今年の新入社員は、親密になる直前まで心の「バー」がなかなか開かない「ETC型」だとか。
これは、毎年恒例の、新入社員の命名です。
ま〜、人間を一言で分類するなんて、愚かな行為です。
じゃあ、あんた、その性格をみて、いつの何型の社員か判定できるの?
ソムリエのように、
「う〜ん、これは、ETC型だから何年もの」
って感じに。
もちろん、できるはずはありません。
じゃあ、なぜ、こんな愚かな事をするのでしょう。
人間は、未知なるものを恐れます。
そこで、適当に分類して、さも掌握したかのごとく振る舞います。
これも、その類では?
実際の生活で、こんな分類を聞いたことがありません。
こんな分析、話題の切り出しの一つ程度の価値しかないでしょう。
そして、この後に・・・
「近頃の若者は」
なんて、自分の事は棚において、偉ぶる大人にはなりたくないものです。
なかなか開かぬ心の「バー」、新人はETC型今年の新入社員は、親密になる直前まで心の「バー」がなかなか開かない「ETC型」——。
日本生産性本部は26日、今年4月に入社する新入社員の特徴を分析した。
今年の新入社員は、厳しい就職戦線をくぐり抜けており、情報収集に必要な携帯電話の操作などはうまい。効率を重視する一方で、人とのコミュニケーションが苦手な面があるという。
このため、上司や先輩に対して、急いで人間関係を築こうとして新入社員の「心のバー」に衝突しないように「スピードの出し過ぎにご用心」と指摘している。
新入社員の命名は1973年から行っており、企業の採用担当者などから意見を聞いて決めている。
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