久しぶりに、パソコン以外の本を読みました。
その本のタイトルは、
”なぜド素人経営者の焼肉屋は繁盛したのか?”
です。
内容は、タイトルからわかるように、焼肉屋の経営のエピソードです。
で、作者は、タレントの”たむらけんじ”です。
実は、私はこの芸人についてよく知りません。
なんせ、私はテレビを見ないので・・・
本当は、テレビが無いからです。
とはいえ、今までまったくテレビを見ていなかったわけではありません。
テレビはあったのですが、壊れてしまいました。
それから、テレビを見ていません。
さて、今回の芸人は、テレビがあったころ見た記憶があります。
間違っているかもしれませんが、私の記憶では、裸にサングラスをして、獅子舞を持っていたと思います。
調べればすむことですが、それすらしようと思いません。
なぜなら、それほど魅力の無い芸人だったからです。
つまり、面白くない。
つまらない芸人ってイメージです。
そんな芸人の本を、なぜ読んだか?
タダだったから読みました。
図書館に行くと、新刊のところに、この本がありました。
ま〜、芸人の本。
それも中途半端な奴の本だから、読む価値はないだろうと思っていました。
しかし、世の中には、例外もあります。
イメージだけで判断するのは、愚かです。
そこで読んでみました。
すると、思ったより面白かったです。
でも、始めだけ。
途中から、読むのがウザくなってきました。
なんか、説教くさくて。
例えば、「人こそすべて」
これは、この本の第2章です。
もう既に、この辺で、飛ばし読みしていたので、あまり内容は覚えていません。
いま、本をパラパラめくっていると目についた見出しは・・・
「仕事で嫌われ、人として好かれろ」
これをみて、あんた、人として好かれているのか?って聞きたかったよ。
さらに進むと、給与の話がありました。
それによると、責任ある仕事についていると、600万円以上あるようです。
実は、私はここまで読んで、挫けてしまいました。
ほんまか?
私の頭の中に、そんな疑問が浮かびました。
タレントといえば、それだけでお客さんは集まります。
しかし、ブームというのは、一気にふくらみしぼむものです。
改めて、この本の発行日を見ました。
すると、初版は2009年です。
これは去年の話です。
もしかしたら、事態はかわっているかもしれません。
そこで、この店の評判を調べてみることにしました。
こちらのサイトです。
おい、本に書いてあることと、お客さんの感想は違うやん。
本から想像する、お客さんの感想は絶賛です。
ま〜、世の中、それはまれな事です。
少しは、きびしい意見もあるでしょう。
でも、実際の感想は、それ以下。
だまされただの、2度と行かないの嵐です。
また評価も、5段階評価の1、つまり最低が一番多いです。
ところで、芸人は、一般的に多げさに言う傾向があります。
それは皆を楽しませるためのサービスでもあります。
しかし、それが見え見えだと、場をしらけさせてしまいます。
もうすこし、客観的に物事を見るのも必要では?
実は、私はこの芸人の店に行きたいと思っていました。
しかし、この感想をみて、そんな気分はなくなりました。
ま〜、つぶれる前に、話の種にいってもいいかも知れませんね。
こんな店なら、そんなに長続きなしないでしょう。
だって、商売をするうえで、評判ほど怖いものはないですから。
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