12月30日の事です。
梅田に行きました。
梅田とは、大阪の北の方の、にぎやかな所です。
大阪と言えば、御堂筋、アメリカ村、道頓堀などを思い浮かべるかもしれません。
これらは、南の方になります。
私たちは、
「どこ行ってたん?」
と聞かれると
「梅田(うめだ)」
や
「南(みなみ)」
と答えます。
ま~、南の場合は、かなり広範囲なのでさらに
「南のどこ?」
なんて会話が続くかも知れません。
ま~、この辺で大阪弁の講座は終わりにしておきます。
おっと、大阪弁なんて書きましたが、関西弁の方が正しいかな?
関西弁は、アクセントの位置も大切です。
テレビで、関西弁風の発音を聞くと、私はイラッとします。
たぶん、私だけではないので、くれぐれも注意してください。
さて、
「どこ行ってたん?」
「梅田の本屋へ」
と答えたとします。
ここで問題は、この本屋がどこか?です。
最近、梅田に大きな本屋ができたようです。
梅田にはすでに大きな本屋が何軒かあります。
それなのに、さらに本屋ができました。
今回、その本屋へ行きました。
場所は、(梅田の)茶屋町あたり。
ロフトの近くです。
はっきりした場所を分かっている訳ではありません。
「ま~、近くまで行ったらわかるだろ~」
ってことで行きました。
「あ~、こんなところにビルが出来てる~」
って見ていると、そこが目的の本屋でした。
本屋は、ビルの数階を占めた、かなり大きなものでした。
また、本をゆっくり選べるように椅子もあります。
そこで、ゆっくり本を見ようと思ったのですが・・・
普段出歩かないので、かなり運動不足です。
本屋について本を広げると眠気が襲ってきました。
「これでは、いかん」
ってことで、ロフトに行くことにしました。
ふと思ったのですが、ロフトってわかります?
こんな店です。
安くはないですが、変わったものがあります。
不景気になり、店には売れ筋の商品しか置かなくなった今、珍しいものがある店は見ているだけで楽しいです。
ロフトは本屋の近くにありました。
本屋に出て、ロフトまでの数十メートルの途中に人だかりが見えます。
道をふさぐような形になっていたので、かなりうっとおしいです。
「なんだ?」
とはいえ、この辺りはいつも人が密集しています。
雰囲気的には、祭りの夜店の込み合った通路を通り抜けるような感じです。
そんな人ごみの隙間から、のぼりが見えました。
そこには、原発の文字が見えます。
今の時代、原発と言えば、原発廃止の訴えでしょう。
「そういえば、テレビで山本太郎見たな~」
最近は、「反原発」として、その名前を見かけます。
そんなことを考えていると、私の前方をふさぐ、に~ちゃんの顔が目に入りました。
そのに~ちゃんは、通行人に何か訴えています。
「まさか、山本太郎?」
芸能人なんて見るのは久しぶりです。
そのに~ちゃんは、動き回っています。
追っかけるのもなんなので、目が悪い私は目を凝らしてみました。
「う~ん、やっぱり山本太郎か?」
すると、別の人が拡声器で訴えます。
「俳優の山本太郎が・・」
やっぱり山本太郎だ・・・
みた感想ですが・・・
「私と年が変わらんのに、お肌のつやがいいな~」
です。
私の周りの人も、山本太郎に気づいたようです。
ふと、何やら声が聞こえます。
私の前の女性2人が話しています。
「山本太郎がおるみたいやで~」
「ほんま!どこ~」
「さっき声かけていた人やん」
どうも芸能人のオーラはセーブしていたようです。
山本太郎が気さくに、行き行く人に何かを訴えていました。
何を訴えているのかわかりませんでしたが、声で山本太郎だとわかりました。
「お~、あの声」
「ミナミの帝王で聞いた声や」
なんだが嬉しくなりました。
それがあまりにも普通だったので、通行人も山本太郎だと気付いていないようでした。
さらに目を凝らしてみていると、他の人が寄ってきました。
「大阪市民ですか~」
どうも署名を集めているようです。
私は大阪府に住んでいますが、大阪市に住んでいるわけではありません。
だから
「違います」
というと、その人は他の人の方へ行ってしまいました。
もうちょっと見ていようかと思いましたが、寒かったのでロフトに行きました。
ロフトで一通り見終わったので、もう一度、山本太郎を見ようと先ほどの場所に知ったのですが、すでにいませんでした。
私は携帯電話を持っていません。
もし持っていたら、写真を撮ったんですけど・・・
残念です。
私が今までに見た芸能人といえば・・・
ギャグで、ドゥーンっていう人。
誰だったかな?
たいしたことないので、名前忘れました~
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