東芝で働いていた、元社員が激務でうつ病になったのに解雇されたのは不当として、訴えていたようです。
で、判決はと言いますと、解雇を無効とした上で未払い賃金や慰謝料など約2800万円の支払いを命じたようです。
ま~、私も労働者側なので、この判決は支持します。
ところで記事によると、訴えた人は01年4月にうつ病と診断され、同9月から療養したが、会社側は04年9月に休職期間が満了したとして解雇されたようです。
え~と、01年9月から04年9月までの3年間は、休職期間として認められていたってことですね。
確かに、うつ病は完治するまでに長期って場合もあるようです。
しかし、3年間も休職期間が与えられるなんて恵まれているな~って思います。
私が以前働いていた所の話です。
その人は、うつ病ではありませんが、病気をしました。
治療に1ヶ月以上かかり、その間会社に来ることが出来ませんでした。
どうなったかと言うと、早く言えばクビです。
その人は、まじめな人で、一生懸命働いてそのようになりました。
しかし、その上司は出世欲が強く、その人の都合で辞めさせられたって感じにも見えます。
一生懸命働いても、使えなくなるとポイです。
”サラリーマンは 気楽な稼業と来たもんだ”って言葉を聞いたことがあります。
しかし、実際は、
サラリーマンは 不安な稼業と来たもんだ
です。
経営者や、国の都合でふりまわされ、これほと未来の予想できないものはないような気がします。
<東芝訴訟>「激務でうつ病」認め解雇無効 東京地裁判決
東芝深谷工場(埼玉県深谷市)で勤務していた元社員の重光由美さん(41)が、激務でうつ病になったのに解雇されたのは不当として、東芝に解雇の無効確認などを求めた訴訟で、東京地裁(鈴木拓児裁判官)は22日、解雇を無効とした上で未払い賃金や慰謝料など約2800万円の支払いを命じた。東芝は即日控訴した。判決などによると、重光さんは、01年4月にうつ病と診断され、同9月から療養したが、会社側は04年9月に休職期間が満了したとして解雇した。
月平均90時間を超えた時間外労働や切迫したスケジュールが肉体的・精神的な負担を与え、うつ病を発症させたと判決は認定した。
東芝広報室は「控訴審で会社主張の正当性を再度立証していく」とコメントした。
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