「ザ・ハッカー」のモデルとしても知られる、ケビン・ミトニックさんが、初来日したそうです。
元記事には、”元ハッカーのケビン・ミトニックさん”となっています。
日本では、ハッカーって言葉の意味が誤解されているようです。
この場合、正確には、”元クラッカーのケビン・ミトニックさん”が正しいです。
本来のハッカーの意味は、コンピュータなどに詳しい人の事を言います。
また、その人を賞賛した言葉でもあります。
じゃあ、悪い事をする人は、何て言うの?
そんな人の事を、クラッカーと言います。
だから、ケビン・ミトニックさんは、元クラッカーです。
つまり、ケビン・ミトニックさんは、元犯罪者です。
実は、私は、この映画「ザ・ハッカー」が好きです。
そして、私は、ケビン・ミトニックさんに憧れました。
悪い事をした人ですが、気分的には、ルパン三世に憧れにのに似ているかもしれませんね。
映画の中では、ケビン・ミトニックさんは、鮮やかな仕事をしていました。
そんな、ケビン・ミトニックさんですが、今は、お勤めも終わり、まっとうな人です。
過去の経験を生かし、セキュリティーの専門家として活躍しているようです。
ところで、映画では、実話を元にと紹介されていました。
だから、ケビン・ミトニックさんが、本当はどんな顔か知りたくて調べました。
でも、残念ながら、その時は見つけることが出来ませんでした。
しかし、今回、その顔を拝む事が出来ました。
ま~、とりあえず、顔写真です。
ところで、ケビン・ミトニックさんは、日本に何しに来たの?
記事によると、セキュリティーの講演をしたようです。
元クラッカーなので、その説得力が違うと思います。
私も聞きたかった~
ま~、今回は、顔写真が見れただけで我慢します。
そうだ、久しぶりに、「ザ・ハッカー」の映画でも見るか~
<セキュリティー>メール傍受のデモを披露 伝説の元ハッカー、ミトニック氏初来日
世界的に有名な元ハッカーで、映画「ザ・ハッカー」のモデルとしても知られるケビン・ミトニックさんが16日、初来日。メールの危険性について講演し、「大事なメールだけを暗号化するのは、ハッカーに狙うべきメールを教えることになる。すべて暗号化したほうがいい」と語った。
ミトニックさんは、自分の逮捕のきっかけになったのは、日本のセキュリティ専門家へのハッキング行為だったと振り返り「日本に無事入国できてよかった」と会場の笑いを誘った。それでも、その専門家のメールはセキュリティー対策されていなかったので、FBIとのやり取りや、米政府の脆弱性について知ることができたという。
講演でミトニックさんは「企業が競合他社のメールを傍受し、入札価格を事前に入手」「ニュージーランドの議員がメールを盗まれ、その後、本で中身が明かされた」など、最近1カ月以内に起きた事例を具体的に紹介。「電子メールのセキュリティ対策がほとんどなされていない。セキュリティ対策をせずにワイヤレス接続で送受信しているメールは傍受できる」として、会場で実際にメールを傍受するデモンストレーションをみせた。
ミトニックさんは1995年、日本の企業も含めた複数の企業へのハッキング行為について詐欺罪に問われ、禁固刑5年に科せられた。釈放後、企業セキュリティの専門家として、米連邦捜査局(FBI)に協力をしている。メールの暗号化サービスのベンチャー企業Zenlok(東京都中央区)が昨年創業した際、アミール・アヤロン社長が「ハッカーの目線でアドバイスしてほしい」と顧問就任を依頼。同社が事業をスタートするのに合わせて来日した。
Zenlokは、オーストラリア出身のアヤロン社長が始めた日本発のベンチャー企業。アヤロン社長自身が、メールを他人に読まれた経験があり、さまざまな暗号化ソフトを試した結果、「難しすぎて、ITの知識がないと使えない」と結論。「暗号化ソフトで日本発のグローバルスタンダードを目指したい」と創業した。現在、マイクロソフト社のアウトルック、モジラのサンダーバードに対応しており、1カ月以内に、アウトルックエクスプレス、ベッキー、ヤフーメールなど7種類のメーラーに対応する予定。利用は無料。
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