クシュン!
くしゃみが急に出た。
鼻水が出そう。
そこで、ティッシュを一枚引き抜き。
チーン
しかし、出なかった。
そのままティッシュをポイ。
と思ったのですが、重さがないので投げ捨てられない。
今、寝転んで勉強中。
そのティッシュを脇においていました。
後で捨てるか~
そのまま放置。
時間が流れ、お腹が空いてきました。
カレーを食べに行くことに決定。
そのまま外へ。
空腹を満たし、また勉強再開。
ふと、横を見ると、小さな虫が。
その虫は、シャーペンの芯の先ほどの小さな黒い虫です。
なんだ?この虫。
たぶん、外からつれてきたのだろう。
そこで、殺虫剤攻撃!
とも考えたのだが、別に、害がある虫にも見えず、そのまま放置。
必死に歩いている。
私から逃げているのか?
目的地は、さっき放置したティッシュのようだ。
ま~、別に見ていても面白くないので、勉強再開。
あ~、難しい。
かなり時間が経ち、何気なくティッシュに目をやりました。
すると、先ほどの小さな虫が、ティッシュの上を走り回っています。
ティッシュの端までその虫がたどり着きました。
どうするかと見ていると、Uターン。
また反対側に向かって歩いていきます。
私にとっては、小さなスペース。
なんせ、四つ折にしたティッシュなんで。
でも、小さな虫にとっては、広大なスペース。
そんな虫から見たら、私など、大きすぎるのでしょう。
じーと見ていても、その小さな虫はお構いなしに、ティッシュの反対側にまっしぐら。
何が楽しいのか・・・
早くそのティッシュを捨てたいのだか、虫がいるので捨てられず。
別に怖いって訳ではありません。
そのままゴミ箱に入れると、罪もない虫を、死刑台に送るようなもの。
ま~、そのうちどこかに行くだろう。
なんせ、私のアパートは、ぼろいので隙間だらけ。
小さな虫などフリーパス。
そして時間が流れ、次の日。
つまり、日曜日の午後9時半。
まだその虫は、ティッシュにいます。
今は、かすかに風が部屋を流れています。
とてもすごしやすいです。
でも、虫にとっては、寒いのかも?
虫は、じーッとしています。
なんか、その名前もわからない虫に愛着がわいてきました。
なんか、その虫を見ていると、孫悟空を思い出しました。
孫悟空が、お釈迦様の手のひらで必死に逃げようとしているシーンです。
まさに、その虫にっては、そんな感じでしょう。
必死に動いているスペースは、実はごみの上。
その虫の運命は、私の気持ちしだい。
う~ん・・・
もしかしたら、私たち人間も、この虫と同じかも?
私たちにとっては、広大な宇宙ですが、実は・・・
そして、その者の気持ちによって、私たちの運命も左右されているのかも。
もし、そうなら、その人の気持ちが心変わりしないことを願います。
おや、また小さな虫がティッシュの上を動いています。
いったい、何の目的のために?
そういえば、私たちは、何のために生きているのだろうか。
小さな虫の行動を見て笑っている私ですが、実はその虫と同じようなもの。
案外、生きているって事が目的なんですかね~
答えになってないな~
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