「Winny(ウィニー)」開発者を、著作権法違反ほう助罪で争っていた裁判は、逆転無罪となりました。
大阪高検は、不服として、最高裁に上告したそうです。
大阪高検?
警察じゃないの?
この手のニュースは、分かりにくいです。
原告はいったいだれ?
そこで、ちょこっと、高検について調べてみました。
高等検察庁の略。
ボスは検事長。
高等裁判所に対応している。
高検所属の現場検事は,しょうもない弁護人控訴事件(量刑不当主張など)を相手にしているだけで,書類もほとんど書かないし,力を込めて反対尋問することもない。おそらく,捜査事件もほとんどない(橋梁談合はよく分からないけど)。結構骨休めとしてはよい職場であるが,検察官としての職業的スキルは,低下することが多い。
高検所属検事は,高裁所属判事ほど偉くない。地検の次席とほぼ同レベルである。地検の次席は,地裁の裁判長(部総括)とほぼ同じ待遇である。高裁(東京・大阪)の裁判長は,地裁所長の次のポスト,高裁の右陪席は,地裁裁判長の次のポストであることが通例。
中規模の地検では,検事歴20年ほどのキャリアであることが多い。現場仕事はしない。
なんか、かなり敵意がこもっているような感じもしないが・・・
次に、高等検察庁を、ちょこっと調べてみました。
高等検察庁(こうとうけんさつちょう)とは、高等裁判所に対応した検察庁であり、長は検事長。略称「高検」
本庁は東京都、大阪市、名古屋市、広島市、福岡市、仙台市、札幌市、高松市の8箇所に設置されており、必要に応じて各本庁管内に支部(名古屋高等検察庁管内の金沢市(名古屋高等検察庁金沢支部。以下呼称はこの例による。)、広島高等検察庁管内の岡山市、松江市、福岡高等検察庁管内の宮崎市、那覇市、仙台高等検察庁管内の秋田市)が設置されている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なんか、よく分からなくなってきました。
さて、今回の上告ですが・・・
面子なんか気にせず、もうやめとけ
って言いたい。
この裁判に関しては、じゃあ、包丁を作って、それが犯罪に使われたら、包丁を作ったやつも有罪か?
って意見が出てくると思います。
私も、この考えに賛成です。
確かに、非難することは簡単です。
いつも、新しいものは非難されがちです。
確かに、Winnyは、著作権に関しては問題があったかもしれません。
しかし、その技術は、いろいろと応用のきく技術だと思います。
もし、このようなことで有罪になるようでは、日本人の体質の、支持待ち人間をさらに増産することになるのでは?
新しいことをすると、最初は歓迎されるかもしれません。
でも、日本人は、人の足を引っ張るのが好きです。
マイナスの方向に考えが進むと、一気にみんなで非難します。
また、日本人は、他人と違うことがしたいと考えていますが、その違いはちょっとだけ。
「俺は、人と違うぜ~」
といいながら、そのような人は、同じ意見の人と同じ事をする人種です。
こんな、小心者の集まり日本では、今回のことで有罪になるようでは、チャレンジする人がますます減るのではないでしょうかね~
大阪高検が上告=ウィニー開発者無罪で大阪高検は21日、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」開発者で著作権法違反ほう助罪に問われた元東大助手金子勇被告(39)を逆転無罪とした大阪高裁判決を不服として、最高裁に上告した。高検は「判決には承服しがたく、上告審で適正な判決を求める」としている。
金子被告は弁護人を通じ、「上告は残念だが、最高裁でも無罪を勝ち取り、技術者の開発の支障とならないようにしたい」とコメントした。
高裁は8日、「被告はウィニーをネット上で提供する際、悪用を勧めておらず、ほう助罪は成立しない」と指摘。罰金150万円とした一審京都地裁の有罪判決を破棄し、無罪とした。
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