マケドニアで、養蜂家から、はちみつを盗んだクマに有罪判決が出たそうです。
よくわからん?
この熊は、別に飼い主がいたわけではありません。
つまり、野生の熊です。
野生の熊が、のっそのっそと来たかはわりませんが、
「おっ!はちみつ~」
って見つけて、養蜂家のはちみつを食べたんでしょ?
で、誰をどうやって訴えたの?
野生の熊なんて、居場所もはっきりしないし、事件を起こした熊なんて、区別つかないでしょ?
そんな、あいまいな状態で、どうやって裁判を起こしたのでしょうか。
保護動物にも指定されていることから、国が損害賠償を支払うよう命じられたそうです。
そうなると、最初から国を訴えたのでしょうか?
もしそうだとしたら、クマに有罪判決を下す、裁判所もいきなことをしますな~
ところで、マケドニアってどこ?
調べてみました。
マケドニア共和国(マケドニアきょうわこく)は、東ヨーロッパのバルカン半島に位置する共和国。旧ユーゴスラビア連邦を構成していた国のひとつで、南はギリシャ、東はブルガリア、西はアルバニア、北はセルビアと、四方を外国に囲まれた内陸国である。
国土は、地理的・歴史的にマケドニアと呼ばれてきた地域の北西部にあたる。マケドニア共和国はマケドニア地域全体の約4割を占め、残りは、約5割がギリシャに、約1割がブルガリアに分属する。マケドニア共和国の多数民族はマケドニア人と自称・他称されるが、彼らはスラヴ語の話し手で南スラヴ人の一派であり、ギリシャ系の言語を話していた古代マケドニア王国の人々と直接の連続性はない(このため、ギリシャとの間で国名を巡って激しい論争がある(後述))。
熊が出てくるので、アフリカの方かと思ってました。
動物 イコール アフリカって単純な考えですね。
他に、外務省のページもありました。
マケドニアは、旧ユーゴスラヴィアの最南端に位置する人口200万人あまりの小国。主要民族であるスラヴ系のマケドニア人は、人口の70%弱にとどまり、そのほか25%を占めるアルバニア人や少数のトルコ人も住んでいるなど、小さな国ながらも民族構成は複雑。宗教的には、マケドニア人は東方正教系のマケドニア正教徒、アルバニア人とトルコ人はほとんどがイスラム教徒に属している。
歴史や民族構成の複雑さは、隣国と軋轢を生まずにはすまされない。そもそもマケドニアとはマケドニア共和国に加え、ギリシアの内陸部とブルガリアの西部を含んだ広範な地域名であり、特にギリシアでは古代アレキサンダー大王の帝国を連想させることなどから、他国がマケドニアという名称を使っていることに対して強い嫌悪感を示している。ブルガリアでは、マケドニア語は言語的にはブルガリア語と大差ないことから、マケドニア人は、民族的にはブルガリア人であるとの認識が広くなされている。さらにアルバニアでは、アルバニア人の人口が多い西部を中心に、マケドニアからの分離を目指す動きがあり、武力衝突まで起きる深刻な問題となっている。
このように隣国からアイデンティティをゆさぶられ続くけているマケドニアであるが、周囲の思惑はどうであれマケドニア人は、自分の国を愛し、自分たちがマケドニア人であるということに対して強い誇りをもっている。
また、彼らのホスピタリティは、旧ユーゴスラヴィア時代から有名で、旅行者を常にあたたかく迎え入れてくれる。受け入れ体制や設備などは、観光大国には及ばないものの、素朴で親切な人々との触れ合いは、観光客ずれした一部の有名観光地でマニュアル的な接客を受けることよりも、はるかに旅行者の心に響くことだろう。
あれ?最初は、マケドニアって国の名前って思ってたけど、
”マケドニアとはマケドニア共和国に加え、ギリシアの内陸部とブルガリアの西部を含んだ広範な地域名”
ってあるよ。
また、他のところでは、
”ユーゴスラビアのコソボ地区が紛争の中心地になり”
マケドニア共和国の紹介
とか書いてあるよ。
上のリンク先の”マケドニア共和国の紹介”は、内容が古そうな感じだったけど、今、マケドニアはどうなってるの?
熊が出てくる、のどかな国をイメージしていたけど違うのかな?
マケドニアの裁判所、はちみつ盗んだクマに有罪判決
マケドニア南部ビトラの裁判所は、養蜂家からはちみつを盗んだクマに有罪判決を下した。ただ、クマには所有者がおらず、保護動物にも指定されていることから、養蜂家に対しては国が14万デナール(約35万円)の損害賠償を支払うよう命じている。
勝訴した養蜂家はドネブニク紙に対し「クマが怖がると聞いたので、撃退するために照明や音楽を使った。そのために発電機を買い、辺りを照らして音楽をかけた」と語った。
ただ、その後の数週間は効果があったものの、発電機が使えなくなって音楽がやむと「クマは再びミツバチの巣箱を襲ってきた」という。
クマの居場所などの情報は明らかになっていない。
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