スーパーから、バターが消えたって?
また、何か事件でも?
最近、忙しいので、以前ほどニュースを見ていません。
だから、世間の事に疎くなっています。
何だろ~か?
記事によると、バターの原料となる国内産生乳(せいにゅう)が、飲用牛乳の消費低迷の影響で減産されたところに、国際的な穀物相場高騰が酪農経営を直撃だそうです。
経済って、いろいろなものと繋がっているのですね。
私は、てっきり、また食品関連の事件でもあったのかと思いましたよ。
そういえば、私は最近牛乳を飲んでいません。
健康にいいのはわかりますが、私は牛乳を飲むと、お腹の調子が・・・
それはさておき、このバター不足の状態は、すぐには解消しないようです。
記事によると、”業界内には「乳牛を増やしたら、また供給過剰になるかもしれない。飼料高で経営が苦しい酪農家にとっては大きなリスクを伴う」との懸念もあり、簡単には増産できないのが実態だ。”だそうです。
なんか、昔のお米の時を思い出しました。
お米と牛乳では、いろいろと違いますが、急激な変化には対応できない点では同じでは?
日本の食糧需給率は、年々下がっているようです。
もうちょっと、政府に何とかしてもらいたいです。
ところで、私の友達は農業をしています。
がんばって、野菜の生産量を増やしたいのですが、土地が無いので出来ません。
まったく、土地が無い訳ではありません。
周りに、草ぼうぼうの畑はたくさんあります。
土地を貸してくれないのです。
私の友達は、地方から、今のところに来ました。
地元のものにとっては、よそ者です。
なかなか、地元のものとは認められず、いろいろと苦労があるようです。
いやでも、受け入れてもらう為に、祭りごとの行事に参加しているようです。
これは、日本人特有の問題ではないでしょうか?
この辺から、政府が制度を作ってほしいです。
農業をやりたい人は、増えているようです。
しかし、友達のような問題で、その夢が叶えられない人もたくさんいるのでは?
やる気はあるのに、土地が無い。
案外、そのようなところから、手を入れれば、少しずつ食糧事情も改善するのではないでしょうか。
バターが消えた スーパー 原料の生乳不足直撃
スーパーなどでバターが品薄になり、店によっては売り場から姿を消す事態に陥っている。バターの原料となる国内産生乳(せいにゅう)が、飲用牛乳の消費低迷の影響で減産されたところに、国際的な穀物相場高騰が酪農経営を直撃。飼料値上がりで生乳を増産しにくい状態となり、バターの原料不足が簡単には解消できない状況だ。飼料高を受け生乳の価格も上昇し、雪印乳業やよつ葉乳業、森永乳業など乳業各社は4月から5月にかけて、バターの希望小売価格を8~10%程度上げる。消費者にとっては「品不足」と「値上げ」のダブルパンチとなる。農林水産省によると2007年4月から08年1月の国内バターの生産量は前年同期比4・5%減。乳業会社などのバター在庫量は前年より2割程度落ち込み、「原料を確保できないので、すぐに出荷量を大幅に増やすのは難しい」状態だ。
「本日は入荷がありません」。東京都品川区の食品スーパーでは、バターの全商品が品切れとなる日が珍しくない。店員は「週に1回しか入荷せず、その日のうちに売り切れてしまう」と話す。品薄になったのは、お菓子作りなどで需要の高まった昨年末あたりから。業務用バターの価格も、供給不足を反映して急上昇している。国内産の生乳は、消費落ち込みで供給過剰が続き、06年春には大量に捨てられる事態に。これを受け生産者団体は減産に踏み切ったが、今度は中国などで乳製品の需要が強まり、国内でも生乳がチーズなどに使われるようになり、一転して生乳不足になった。バターの国内シェア2位のよつ葉乳業は「出荷量はすぐには増やせない。生産者が乳牛を増やしたとしても、乳が出るまでに2年はかかるからだ」と説明。業界内には「乳牛を増やしたら、また供給過剰になるかもしれない。飼料高で経営が苦しい酪農家にとっては大きなリスクを伴う」との懸念もあり、簡単には増産できないのが実態だ。
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