今のままで、べつにWindows XP に不満はありません。
どちらかといえば、Vistaの方に不安があります。
パソコンが、特別なものから、家電のように普通の電気製品になってきました。
そんな、Windows XP SP3 と Vistaについてです。
Windows XP SP3 が公開されるようですが、今現在、Windows XPに不満はありません。
Windows XP SP3に、これといった、変化はあるのでしょうか?
今までと同じように、プログラムのバグの修正ではないでしょうか?
バグの修正は、使うものにとっては、変化がわかりにくいものです。
現状に満足しているので、Windows Vistaに変えようとは思いません。
どちらかといえば、変えたくないです。
見た目も、Windows Vistaは変わっています。
つまり、Windows Vistaを使う場合、新たに覚えなければなりません。
私は、アイコンの色や形で、パソコンの操作を思えています。
また、覚えなおすのは面倒でもあります。
Windows Vistaを使って、特別な事があるのなら、努力しようと思います。
しかし、Windows Vista は、見た目だけ変わって、中身自体は、今までと変わったようには思えません。
Windows Vista がリリースされる前に、目玉だった機能が削除された発表を聞いた時点で、Windows Vista に興味はありませんでした。
Windows XP SP3 は、よりいっそうソフトを安定させると思います。
なぜ、マイクロソフトの利益のために、まったく使うものにとって利益がないものを、高いお金を払って買う必要があるのでしょうか?
これだけ、パソコンが一般になってきた今、一企業の利益の都合だけで勝手に進められて良いものかと思います。
皆さんは、どのように考えていますか?
Windows XP SP3はVistaを阻むか
SP3の登場でXPのセキュリティ、安定性、信頼性が高まれば、顧客がVistaにアップグレードする理由は減るとアナリストは指摘する。
Windows XP Service Pack(SP)3が間もなくリリースされれば、XPの寿命が延びて、企業のWindows Vista採用ペースはさらに鈍るだろう。一部のアナリストはこのように指摘している。
Microsoftは2月19日、ひっそりとWindows XP SP3リリース候補第2版(RC2)の一般提供を開始した。だが同社はいつの間にかどうにもならない状態に陥っている。まだXPを使っている多くの企業顧客を守るために包括的なセキュリティを提供しなければならないのと同時に、これらの顧客にVistaへのアップグレードを促さなくてはならないのだ。
だがXPのセキュリティ、安定性、信頼性が高まれば、急いでVistaにアップグレードする理由は減ることになる。
「XP SP3はXPが使える期間を延ばす。人々、特にITスタッフは移行を渋っている。移行しなくていいと思わせてくれるものは何でも受け入れられるだろうし、移行を遅らせるだろう」とEnderle Groupの主席アナリスト、ロブ・エンダール氏はeWEEKに語った。
その上、Windows XPは今や3つ目のサービスパックが登場しつつあり、どこから見ても成熟している。片やVistaはまだ、3月に予定されているSP1で、成熟したと認められる最初のレベルに達しつつあるところでしかないと同氏は言う。
Directions on MicrosoftのWindows担当主任アナリスト、マイケル・チェリー氏も同意見だ。多くの顧客はWindows XPに非常に満足しており、SP3リリースでXPの安定性と信頼性は高まる一方だと語る。
「XPは比較的古いハードでも走るようだ。Vistaよりも必要なリソースは少ない。従って、多くの顧客は当面、満足してXPを使い続けるだろう」(同氏)
またXP SP3はサポートを容易にし、Windows Server 2008と連係するNetwork Access Protection(NAP)クライアントのサポートなど新機能も提供すると同氏は指摘する。
Microsoftはコメントを控えた。
NPD Groupのソフト業界分析ディレクター、クリス・スウェンソン氏は、XP SP3がVistaの採用を遅らせるとの見方には賛成していないが、古めのPCを使っている多くの企業はSP3を導入するだろうと認めた。
付加価値再販業者(VAR)からの販売データを含むNPDの米国のPOSデータによると、現在、企業向けに販売されるWindows PCの40%にVistaが搭載されており、残る60%はまだXPだという。だが、ほかの新版OSが登場したときにも同様のパターンが見られるとスウェンソン氏は主張する。
「Vistaの割合は低く見えるかもしれないが、XP立ち上げ後のトレンドと非常に似ている。企業は従来、時間をかけて新OSを導入する。Vistaで見られるトレンドは、過去のトレンドに非常に近い」(同氏)
XP SP3は、これまで個々にリリースされた重要なセキュリティアップデートなど多数のアップデートを含み、IT部門がマシンをアップデートする作業を容易にする。これまでの個々のアップデートにはなかった機能も含まれる。その1つがポリシー実施プラットフォームのNAPで、XP SP3ユーザーがWindows Server 2008の新機能を利用できるようにする。
「NAPはきわめて重要なXPの追加機能だ。IT部門が社内のPC全体に共有ポリシーを実施できるようにする。だがMicrosoftが一番言いたいのは、NAPを別にすれば、重要な新機能はあまりないということのようだ。賢明な戦略だ。MicrosoftがXP SP3に多数の新機能を盛り込んだら、Vistaの導入をやめる人もいるだろうから」(スウェンソン氏)
エンダール氏の見解では、MicrosoftがVistaで致命的なミスをしたため、市場は同OSを「欠陥のある不完全な製品で、欲しくもない機能が入っていて、欲しい機能がなく、値段が高い。ITスタッフが『要らない』と言うのも当然だ。これを修正するのは非常に難しい」と考えている。
チェリー氏は、Microsoftはリリースが予測可能で、ロードマップに沿っていることの重要さを認めてきたが、サービスパックが予測可能であること――今回のサービスパックはそうではない――も等しく重要だと語る。
スウェンソン氏は、MicrosoftがXP SP3とVista SP1の間隔を空ければよかったのだが、SP3はWindows Server 2008が安定するまで待たなければならなかったと指摘する。そのため、同社は多くの点で思い通りにいかなかったという。
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