国交省公益公人が、調査した報告書の経費が、1億円?
いったい、どんな内容か気になるところです。
その一億円の出所が、道路特定財源を使っていたそうです。
何やら、腹が立ちそうな予感がします。
1億円の経費がかかった、調査報告書とはどのようなものでしょうか?
記事によると、インターネット上の百科事典「ウィキペディア」の表などを丸写した、いい加減な“手抜き報告書”だったそうです。
その他には、インターネット上の文書を自動翻訳したとみられる意味の通じない部分もあったとか?
どのように、経費を使ったか知りたいです。
経費を使うのがたいへんで、調査をする時間がなかったようです。
悪魔のような私でも、経費を湯水のように使い、手抜きの仕事が出来るか自信がありません。
実に、すばらしい仕事ぶりです。
ところで、私も調べごとをする時に、ウィキペディアをよく利用しています。
このブログの、物事の解説の引用に、ウィキペディアを多数使っています。
改めて、ウィキペディアってなに?
調べてみる事にしました。
ウィキペディア (Wikipedia) はウィキメディア財団 が運営するオンライン百科事典。コピーレフトなライセンスの下、誰でもが無料で自由に編集に参加できる。世界各国の言語で展開されている。
ウィキペディアの事を、ウィキペディアで調べてみました。
Googleで、何かを検索するといつも最初の方に、ウィキペディアのページが表示されます。
いろいろな人が書き込めるので、場合によったら、一般に知られていない情報を見つける事が出来ます。
とても便利なようですが、問題はないのでしょうか?
記事の中に、”「ウィキペディアを引用した学生のリポートは(大学の)教授が受け付けない」と皮肉った”とあります。
日本史を教えるニール・ウオーターズ教授(61)は昨年12月の学期末テストで、二十数人のクラスで数人が島原の乱について「イエズス会が反乱勢力を支援した」と記述したことに気づいた。「イエズス会が九州でおおっぴらに活動できる状態になかった」と不思議に思って間違いのもとをたどったところ、ウィキペディアの「島原の乱」の項目に行き着いた。
問題がないわけではないようです。
しかし、すべてが間違っているとは思えません。
他の事実と、照らし合わせて、ウィキペディア使って生きたいと思います。
無駄遣い1億円! 国交省公益公人、たった3部報告書 (夕刊フジ)
国土交通省所管の公益法人が道路特定財源を使って作成した調査報告書が、インターネット上の百科事典「ウィキペディア」の表などを丸写したいい加減な“手抜き報告書”だったにもかかわらず、約1億円の経費がかかっていたことが、21日の衆院予算委員会で明らかになった。
問題の報告書は「国際建設技術協会」が2007年、約9200万円を使って海外の道路事情をまとめたもの。国交省が随意契約で同協会に発注したが、約1100ページのものが3部しか作られなかった。ちなみに同団体は国交省から15人の天下りを受け入れている。
報告書では米国各州の郡の数や法定速度に関する表をウィキペディアから“盗用”。インターネット上の文書を自動翻訳したとみられる意味の通じない部分もあった。
予算委で民主党の細野豪志氏は「ウィキペディアを引用した学生のリポートは(大学の)教授が受け付けない」と皮肉ったが、ウィキペディアは誰でも書き込めるため事実誤認もある。
冬柴鉄三国土交通相は「よく調査し法人の存続も含め検討したい」と苦しい答弁に追い込まれた。アロマテラピー(芳香療法)器具やマッサージチェアの購入など、国交省の無駄遣いはまだまだ出てきそうだ。
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