今までなら、気にもかけなかったニュースだと思います。
大学生が、交際中の女性と共謀して、痴漢をでっち上げて、示談金を取ろうとしたニュースです。
ひどい話です。
なぜ、このニュースが気になったかといえば、とても単純です。
映画の”それでもボクはやってない”を見たからです。
これは、痴漢冤罪をテーマにした映画です。
一番気になるのが、被害をでっち上げられた男性です。
記事によると、約22時間後、男性を釈放されたそうです。
22時間も・・・いったい、どのような状況だったんでしょうか?
映画のように、無実なのに、自白させられたのでしょうか?
この記事を読んでいる時に、ちょうどテレビでこの事件について報道されていました。
男性は、ポケットに手を入れていた事がわかった、みたいな報道がされていました。
しかし、それ以上詳しくは報道されませんでした。
この男性にとっては、たいへんな問題だと思います。
男性は、58歳の会社員だそうですが、場合によったら会社を解雇されるおそれもあるかもしれません。
どのような、アフターフォローがされたか気になりました。
交際の女と痴漢被害でっち上げ…虚偽告訴容疑で大学生逮捕
地下鉄の車内でうその痴漢被害を申告したとして、大阪府警阿倍野署は11日、京都市山科区北花山寺内町、甲南大法学部4年、蒔田文幸容疑者(24)を虚偽告訴の疑いで逮捕した。
調べに対し、蒔田容疑者は「当番弁護士を呼んでほしい」と話しているという。
調べによると、蒔田容疑者は当時交際していた奈良市の無職女性(31)と共謀。2月1日午後8時半ごろ、大阪市営地下鉄御堂筋線の動物園前―天王寺駅間の電車内で、堺市の男性会社員(58)が女性の尻を触ったとのうその申告をした疑い。
蒔田容疑者は女性を知らないように装っていた。
男性は蒔田容疑者らに天王寺駅の駅長室で同署員に引き渡され、府迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕されたが、否認。同署は3人の供述や証言が食い違うなどしたため、約22時間後、男性を釈放した。
同7日夜、女性が同署に「金に困っていた蒔田容疑者から持ちかけられ、男性から示談金をもらうために2人で被害をでっち上げた。自分から男性に近づいた」と自首した。同署は女性を虚偽告訴容疑で書類送検する方針。
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