長井さんじゃないの?<ピュリツァー賞>長井さん銃撃現場撮影の米カメラマンに

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今年のピュリツァー賞が発表され、速報写真部門では、ミャンマー・ヤンゴンで昨年9月、映像ジャーナリストの長井健司さんが銃撃され、路上に倒れた姿を撮影したロイター通信の米国人カメラマン、アドリース・ラティーフさんが受賞したそうです。

私は、てっきり、長井健司さんが受賞したのかと思いました。

長井健司さんを、撮影した人なんですね。

ところで、”ピュリツァー賞”って聞いたことはあります。

なんか、すごーい賞のように思うのですが、よく知りません。

ちょこっと調べてみました。

ピューリッツァー賞(ピューリッツァーしょう、Pulitzer Prize)は、新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられる米国で最も権威ある賞で、コロンビア大学ジャーナリズム大学院が同賞の運営を行っている。 賞は、毎年、21の分野を対象とし、うち20の分野の受賞者にUS$10,000の賞金と賞状が授与される。社会貢献(Public Service)分野の新聞報道に対してのみ金メダルが与えられる。この分野は必ず新聞社に対して与えられるが、個人名も併せて挙げられる。

同賞は、ハンガリー系アメリカ人ジャーナリストおよび新聞経営者ジョセフ・ピュリッツァー(Joseph Pulitzer、1847年-1911年)の遺志に基づき1917年に創設された。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なんか、かなり権威がありそうですね。

上記のページの続きに、こんなのがありました。

受賞後の栄誉は必ずしも保障されるわけではない。1994年に写真部門を受賞した、南アフリカ共和国のケビン・カーターの作品『ハゲワシと少女』は、餓死寸前の少女とそれを狙うハゲワシを撮影したものであったが、受賞を契機に世界中の批判(救いの手を差し伸べる事ができたのに、自身の写真家としての立場を優先し非人道的である)にさらされ、後にカーターは自殺してしまった。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ところで、今回の長井さん銃撃現場撮影でピュリツァー賞を受賞した件ですが、

「どうなの~」

ってのが、私の感想です。

受賞した本人は嬉しいでしょう。

しかし、他人の不幸で受賞したみたいで、あんまり釈然としません。

記事によると、長井さんの母道子さんは

「受賞を機に、事件に再び注目が集まると思う。(遺品の)カメラなどが早く返ってくるような方向につながれば」

と話したそうです。

本当に、そう思っているか疑問を感じます。

テレビの報道を見ていると、カメラを持っていたら、特別だって感じで人の気持ちに土足で踏み入るような態度の人がいます。

報道する義務があると言う建前がありますが、本当にそう思っているのでしょうか?

自分のために、特ダネを狙っているようにしか見えないのですが・・・

ま~、今回の件も、みんなが納得する、いい方向に進めばいいですね。

<ピュリツァー賞>長井さん銃撃現場撮影の米カメラマンに

 米国の優れた報道に贈られる今年のピュリツァー賞が7日、発表された。速報写真部門では、ミャンマー・ヤンゴンで昨年9月、映像ジャーナリストの長井健司さん(当時50歳)が銃撃され、路上に倒れた姿を撮影したロイター通信の米国人カメラマン、アドリース・ラティーフさん(34)が受賞した。

 ラティーフさんはパキスタン・ラホール生まれ。80年に家族で米テキサス州に移住した後、ロイター通信に入社。ヒューストンやロサンゼルスなど米国内での取材を経て、03年からバンコクを拠点にアジア各地で写真を撮影している。

 昨年9月27日、路上に倒れる長井さんを、歩道橋上から撮影した写真が受賞作となった。ラティーフさんは今年3月、来日し長井さんの妹、小川典子さんと対面している。

 ロイター通信によると、受賞の知らせを受けたラティーフさんは、「この写真が歴史に残ることがうれしい」と語った。

 このほかの受賞では、ワシントン・ポスト紙がバージニア工科大での銃乱射事件報道(速報部門)など計6部門を獲得した。

 ◇「遺品早く返る方向につながれば」長井さんの母道子さん 

 長井さんの母道子さん(76)=愛媛県今治市=は「受賞を機に、事件に再び注目が集まると思う。(遺品の)カメラなどが早く返ってくるような方向につながれば」と話した。

<ピュリツァー賞>長井さん銃撃現場撮影の米カメラマンに (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

コメント

  1. コマメ より:

    貴重なご意見ありがとうございます。

    私のあまりにも、幼稚な文章のために、気分を害されたみたいで申し訳ございません。

    このブログは、不特定多数の人に見てもらおうと考えています。
    そのため、文章も軽いノリで、あえて書いてあります。

    また、おっしゃるように、
    ”長井氏と同じように、命の危険を覚悟で、現地でその現実を多くの人に伝えるために撮影”
    の部分も十分理解しているつもりです。

    しかし、今までも、あえて自分の考えている事と逆を書いている場合があります。
    自分で書きながら、今回のように非難が来るだろうと思う場合もあります。
    いつか、この方針を貫く為に、ブログが炎上する事も覚悟しております。

    それは、みんなにいろいろな事に目を向けてほしいからです。
    そして、本当に思っている事を聞きたいからです。

    たとえば、コンピュータの事を調べて、このブログにたどり着いたとします。すると、その人は、コンピュータの関連記事しか見ていません。
    過去のデータによると、コンピュータ、アニメ、ゲーム、エロに関する内容のアクセスがこのブログのほとんどを占めています。

    また、当初は、芸能ネタも扱うつもりはありませんでした。しかし、本当に見てほしい記事のために、あえて芸能ネタを扱う事にしました。
    その結果、目を向けてほしい内容にも、アクセスが少しずつ増えてきました。

    私は、今までにいろいろな国の人と接する事がありました。
    そんな外国人と話をしていて、日本ってほんとに恵まれている国だと思います。
    しかし、その幸せは他の人の不幸の上になりったっているのでは?と感じる事があります。
    今は、世界が繋がっています。
    今回中国で起こっている、チベットの事も、日本の立場としてもっと発言するべきではないかと考えています。

    話を今回の記事に戻します。
    私が本当に触れたかった事は、
    ケビン・カーターの作品『ハゲワシと少女』の部分
    そして、誰もが持っている人間の名誉欲の部分です。
    しかし、私の今のブログでこれについて深く触れたところで、誰にも見てもらえません。

    また、こちらの他の目的(将来の計画)の為に、今のようなスタイルをしています。
    もちろん、今がベストだと思いません。これからも、試行錯誤しながら、変化させていくつもりです。
    将来の計画部分が、まだ説明できないので、理解しにくいかと思います。
    その部分は、申し訳ございません。

    私が、始めに考えていたブログの形とは、かなりかけ離れています。
    しかし、本当に言いたい事を言って、議論出来る場が出来るまでは、たとえ自分が理想とするものと違っても我慢だと考えています。

    又何かありましたら、率直な意見をお願いします。

    こちらのブログは、たとえどんな辛辣な意見でも受け入れる方針でやっています。

    どうぞ、これからもよろしくお願いします。

  2. 有志 より:

    偶然記事を読みました。
    どうか、もう少しこの件について調べた上で、記事を書いてほしいと思います。
    文句ではありません。お願いです。

    殺害された長井氏は、国際的にも有名なジャーナリストで、多くの大手通信社のカメラマンならば殆どの人が知っている人です。
    その長井氏が、ミャンマーで取材中に無慈悲な惨殺をされたのです。
    今回、ピューリッツアー賞を受賞したカメラマンも、長井氏と同じように、命の危険を覚悟で、現地でその現実を多くの人に伝えるために撮影をしていたはずです。

    同じジャーナリストが惨殺された遺体を撮影しなければならない現実。
    ラティフ氏は、どのような思いでシャッターを切ったのか。
    受賞した写真には、命の尊厳と、その尊い命を奪われた悲しみ、そして私利私欲の為に尊い命を弄ぶ邪悪な心への強烈な怒りが写っていたはずです。

    日本人にも、一ノ瀬泰造、澤田教一など著名なカメラマンがいました。
    あるいは、一枚の写真で大きな戦争を止めてしまったロバート・キャパという有名なジャーナリストもいました。

    どうか、彼らの偉大な功績だけでも、もう少し調べた上で、記事を書いてください。

    調べた上で、それでもなお、

    「私は、てっきり、長井健司さんが受賞したのかと思いました。」

    と表現されるならば、それは自由です。

    ただ、長井氏と、そのご遺族への哀悼の意だけは、忘れないでほしいと思います。

    勝手な書き込みを失礼致しました。

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