日本たばこ産業(JT)は、既存の「JT」「加ト吉」の両ブランドを廃止し、新ブランドでの出直しを検討しているそうです。
どうも、子会社が輸入販売した、中国製冷凍ギョーザの中毒事件が原因で、極端な販売不振みたいです。
今回の考えは、その建て直し策みたいです。
なんか、気にいらね~
いったい、あの中毒事件は、どうなったんじゃい?
って言うのが今の状況ではないでしょうか。
確かに、企業は利益も大切です。
しかし、はっきり原因もわからないまま新しいブランドを立ち上げ、中身は同じなのに、まるで新しいもののように販売しても、また同じ事が起きないとも限りません。
何かと、先送りが好きな日本人です。
でも、食べ物は、健康に関するものです。
こればっかりは、後で、どうする事も出来ない場合があります。
金では、すまない事も起こりえます。
そのほかに気に入らない理由に、個人的なものもあります。
それは、「加ト吉」のブランドが無くなるかも?って所です。
私は、高校時代に香川県にいました。
その香川県に、本社があるのが、「加ト吉」です。
「加ト吉」は、香川の人間が思い浮かべる、有名な企業の一つではないでしょうか?
それが無くなるのは、まるで思い出が消えるようで、気にいらね~
ま~、私の思い出なんか、どうでもいい事です。
さらに、記事の続きに、気に入らない事がありました。
タバコと言えば、健康に悪い事はわかっています。
記事によると、”主力のたばこ事業では、成長市場のアジア地域でインドネシアに進出する方針を示した。”となっています。
成長市場?
つまり、発展途上国の事だろ?
そんなところでは、まだまだ健康意識が薄いと思います。
そんなところに、自分達の利益の為に、タバコを売りつけるとは・・・
JTといえば、エコに力を入れているように思います。
しかし、こんな考えを見ると、このエコが偽善のように見えます。
「加ト吉」ブランド廃止 JT、冷食出直しで検討
日本たばこ産業(JT)の木村宏社長は9日、産経新聞のインタビューに応じ、子会社が輸入販売した中国製冷凍ギョーザの中毒事件で極端な販売不振に陥っている冷凍食品事業について、既存の「JT」「加ト吉」の両ブランドを廃止し、新ブランドでの出直しを検討していることを明らかにした。また、主力のたばこ事業では、成長市場のアジア地域でインドネシアに進出する方針を示した。
木村社長はJTブランドの廃止について「(中毒事件の)問題を早く手じまいするためと受け取られたくない」とした上で、「(冷食事業の)再生を誓い、全くの新ブランドもあり得る」と明言した。
JTは7月に冷食部門を完全子会社化した冷食最大手の加ト吉に移管し、新体制で信頼回復を図る計画。事業移管に伴うブランド見直しを契機に加ト吉の社名変更の可能性も出てきそうだ。
一方、収益の柱に位置づける海外たばこ事業については、経済成長とともに高級たばこの販売が伸びる傾向にある新興国市場を開拓。「需要が見込めるインドネシア市場には潜在力がある」と語った。
JTはすでにインドネシアの免税店などで外国人旅行客向けに、日本でも人気の「マイルドセブン」を販売。3月に駐在員事務所を開設しており、今後は現地の富裕層などを中心に販路を広げる考え。当面は日本から輸出するが、「将来的には現地生産も視野に入れたい」としている。
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