鋼の錬金術師の、新シリーズが、09年4月から放送されるようです。
今から楽しみです。
私は、前作を全部見ました。
といっても、テレビではなく動画サイトでです。
毎週土曜日に、4話ずつ放送されていました。
あのころは、土曜日が楽しみでした。
会社で、そのことを言うと、テレビで放送を見た人から
「アニメより、漫画の方がおもしろいよ」
と言われました。
漫画は、少しだけ読みましたが、あまり印象に残っていません。
アニメは、最初は面白かったです。
しかし、最後の方で、なんか違うような気がして、最初ほどは面白くありませんでした。
話の中で、錬金術が出てきます。
錬金術と言っても、魔法に近いのではないでしょうか。
私は、ハリーポッターのような、魔法系は好きではありません。
しかし、鋼の錬金術師は、アニメのオープニングのところで気に入ったので、食いついてしまいました。
それは、等価交換の原則のところです。
「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる。それが錬金術における等価交換の原則だ」
確か、こんな感じだったと思います。
これは、このアニメのテーマのひとつと言ってもいいのではないでしょうか。
鋼の錬金術師の舞台は、私たちの住んでいる世界とは違います。
ま~、錬金術と言う魔法のようなものが存在するぐらいですから・・・
しかし、この等価交換の原則は、私たちの住む世界にも当てはまるのではないでしょうか。
アニメの最後の方で、等価交換を否定するようなところがあります。
しかし、エドとアルの兄弟は、かたくなに信じます。
否定される理由は、世の中は不公平に満ち溢れているからです。
例として挙げられたのが、錬金術のテストです。
皆が合格しようと勉強します。
でも、合格するのは、ごく一部です。
もし、等価交換の原則が真実なら、皆が合格するはずです。
だから、この原則は嘘だって具合の、議論の場面があったような・・・
確かに、そのような一面もあるかもしれません。
皆が、好きな事を我慢して、同じぐらい勉強したと思います。
確かに、対価は払いました。
でも、その対価の重みは、皆おんなじかな?
私たちの住む現実社会でも、納得いかないことは沢山あります。
理想と現実は違います。
それでも、少しずつでも、理想に近づいているのではないでしょうか。
鋼の錬金術師の前作は、このように、考えされる場面が随所にちりばめられていたように思います。
いったい、今度は、どのような切り口で楽しませてくれるのでしょうか?
今から、とても楽しみです。
<鋼の錬金術師>新シリーズは09年4月から MBS・TBS系で
03年にテレビアニメ化され、劇場版も公開された人気アニメ「鋼の錬金術師」の新シリーズ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(フルメタル アルケミスト)」が09年4月からMBS・TBS系で放送されることが11日、分かった。
「鋼の錬金術師」は、月刊マンガ誌「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で01年から連載している荒川弘さんのマンガが原作で、コミックスは20巻で3000万部以上を発行している。錬金術が発達した世界で、禁断の「人体錬成」に挑んで失敗し、体を奪われたエドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すために「賢者の石」を探す冒険に出るというファンタジーが描かれている。
<鋼の錬金術師>新シリーズは09年4月から MBS・TBS系で(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
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