「ホームページ(HP)を作れば売り上げが上がる」
私が、これ見たとき、そんな事ないだろ〜
ってツッコミを入れたくなりました。
ネットの仕事をしている私から見れば、冗談に見えます。
さて、最初のフレーズは、ホームページを作成する会社が、中小事業者とHP作成ソフトウエアのリース契約を結び、法外な料金を取る悪質なケースがあるようです。
そう言えば、ネットがブームのころを思い出すな〜
あの頃も、ホームページを作る会社で、怪しいのが結構たくさんあったからな〜
そんな会社も、ブームがさって一気に減りました。
私の感覚では、そんな怪しい会社は、絶滅したと思っていたのですが・・・
やはり、悪はしぶといですね〜
さて、ホームページを作って儲かるのでしょうか?
私の知る限り、そんな甘い話は、もうないよ〜
です。
例えば、今、ホームページを作ったとします。
でも、アクセスされません。
なぜなら、グーグルなどの検索サイトにでてこないからです。
そうなると、お金が必要になります。
金で、検索されるようにするの?
なんて考えてあなた、半分あたりです。
どうするかというと、広告を出します。
どんな?
たとえば、このブログの上の方や、横のところにあるリンクです。
このブログのリンクに紛れて、グーグルの広告が表示されています。
私は、この広告収入を楽しみに、このブログをやっています。
この様に、ホームページに人を誘導するのにお金がかかります。
ネットブームのころは、少ないお金で商売ができるってことで、ホームページがブームになりました。
確かに、ホームページを作るだけなら、あまりお金が掛かりません。
ホームページを公開するには、サーバーが必要です。
このサーバー代も、ずいぶん安くなりました。
だから、みんなが安易な気持ちでホームページを作ります。
そんな、星の数ほどあるホームページに人を呼ぶのにお金がかかります。
さて、ブームの初めのころに、ネットの商売をやっていたところは、一気に大きくなりました。
そのまま、右肩上がりに突き進むと思っていたのですが・・・
ネットが当たり前になった現在、人々は、少しでも安い店を探すようになりました。
その結果、有名なサイトだからと言って、安泰とはいえない状況です。
ま〜、考え方を変えれば、頑張ればまだまだ儲かるかも?
って、考えることもできないこともないかも。
しかし、そこで勝つには、値段勝負が待っています。
他が値段を下げたから、うちも。
そうやって、売上高はすごいが、利益がでなくて撤退したところも数知れず。
世の中、楽して儲かる話はないようです。
あ〜あ、どっかにうまい話はないかな〜
って、私はいつも考えています。
多分、こんな私が、今回のような事件の被害者になるのでしょうね〜
<悪質商法>HP作成ソフトリースで法外な料金 被害が多発
「ホームページ(HP)を作れば売り上げが上がる」。HP作成会社がこんな触れ込みで、中小事業者とHP作成ソフトウエアのリース契約を結び、法外な料金を取る悪質商法が横行している。京都では訴訟に発展し、作成会社が全額返還に応じたケースも。電話機リース商法が下火になったのに伴い相談件数が増加しており、被害対策に取り組む弁護士らは「電話機からHPに狙いを変えてきたのでは」と警戒している。
国民生活センターによると、「電話代金が安くなる」とうその勧誘で高額のリース契約を結ぶ商法の相談は、05年度の8696件をピークに減り、08年度には2974件。逆にHPソフトリース商法は05年ごろから弁護士らに相談が寄せられ始め、同センターへの相談は今年度、既に349件に上った。
京都府宇治市の飲食店主の場合、05年10月、作成会社販売代理店の営業マンから「すべてサポートします。1年もすれば確実に売り上げが伸びます」と持ち掛けられ、5年間で約120万円(月額2万円)のHP作成ソフトのリース契約を結んだ。
しかし、HPの出来が悪くサポートも不十分だったとして08年4月、作成会社に返金を求めて京都地裁に提訴した。店主側は「同種ソフトは通常数万円で市販され、暴利だ」と主張。作成会社側は当初「技術講習も含めた総合的サービスだ」と反論したが、09年7月和解に応じ、店主側から受け取っていた42万円全額を返還したという。
<悪質商法>HP作成ソフトリースで法外な料金 被害が多発(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
コメント