ソニーの個人情報が漏れたようですが、その原因はハッキングのようです。
そして、そのハッキングした男3人は、逮捕されたようです。
でも、ハッキングした男は、「アノニマス(匿名)」って集団に属していたらしく、その仲間達は逮捕に不満らしく、報復を予告しているようです。
さて、このニュースの元の記事には、ハッキングした男たちを、ハッカーと呼んでいます。
ハッキングした人だから、ハッカー?
それって違います。
ハッカーとは、本来、コンピュータに優れた人の事をいいます。
つまり、ハッカーとは尊敬を込めた賞賛の意味です。
だから、今回の事件を起こした人や、集団をハッカーと呼ぶのは間違いです。
正確には、この様は人たちは、クラッカーと言います。
ま〜、それでもサーバに攻撃するぐらいだから、かなりのコンピュータ知識があるのでは?
そのため、ハッカーが悪いことをしたとか?
それならば、ハッカーかも。
では、今回の人たちのレベルはどれくらいでしょうか?
さて、報復とはどんなことをするのでしょう。
それは、世界中から協力者を募集して、サーバに大量の情報を送り付けて、コンピューターをダウンさせる報復をするようです。
これで、ハッカー(コンピュータに優れた人と言う意味で)なの?
あまりにも幼稚です。
と言うのは、これって昔からある原始的な方法です。
その昔の事です。
怪しいサイトがありました。
見るだけで、
「IPアドレスをとりました。あなたの個人情報は把握しました」
「怪しいサイトを訪れた事をバラされたくなかったら、お金を払え」
ってサイトです。
そんなサイトに訪れた人は、人にバレるのが怖くてお金を払います。
さらに、不安になり掲示板に相談します。
もちろん、これは詐欺です。
しかし、警察に通報しても犯人が逮捕されとは限りません。
そこで、正義感あふれるみんなで報復しました。
どうやるか?
それが、今回と同じ、大量のデータを送ってサーバを落とすってやつです。
やり方です。
相手のサイトを開きます。
そして、ひたすら「F5キー」を連打します。
これだけです。
なぜか?
F5キーを押すと、ページが再読み込みされます。
でも、これをたくさんの人でやると、サーバに再読み込みのアクセスが集中します。
サーバも人間と一緒で、頑張りすぎると倒れます。
この状態が、サーバが落ちるです。
しかし、最近は、あまりこれは流行りません。
なぜなら、サーバの性能があがったため、ちょっとやそっとではサーバは落ちません。
だから、あまり流行らなくなりました。
それでも、ちょっと前、国ぐるみってぐらいの規模の、F5キー攻撃がありました。
それをした国は、韓国で、攻撃先は掲示板で有名な2ちゃんねるです。
で、どうなったか?
攻撃を仕掛けた首謀者は、逮捕するってところまでは見たのですが・・・その後どうなったのやら。
さて、今回の犯人程度で、ハッカーというなら、2ちゃんねるを攻撃した韓国人はハッカーだらけですね。
ま〜もちろん、私はそんな面倒くさい事はしませんけど。
やるなら、ゲイツ砲や田代砲を使うでしょう。
だって、連打するのってしんどいもん。
えっ!ゲイツ砲・田代砲?
それは自分で調べてください。
だって、犯罪を助長することにもなりませんから。
「君子危うきに近寄らず」
ま〜、私は君子ってほどではありませんけどね。
楽しみにしていろ…国際ハッカー集団が報復予告
ソニーなどにサイバー攻撃を仕掛けたとして、スペイン国家警察がスペイン人の男3人を逮捕したことを受け、3人が所属するとされる国際ハッカー集団「アノニマス(匿名)」はウェブサイト上に、「我々は大軍団だ。楽しみにしていろ」と書き込み、報復攻撃を示唆した。
ロイター通信が10日報じた。
警察は昨年10月に捜査を始め、200万件以上の書き込みなどを分析した結果、容疑者を絞り込んだ。3人はすでに釈放されている。
アノニマスは「インターネット上の自由の闘士」を名乗り、世界中から協力者を募集、大量の情報を送り付けてコンピューターをダウンさせる手口を使う。これまでも、内部告発サイト「ウィキリークス」との取引を停止したクレジットカード大手マスターカードのサイトなどを攻撃した。「民主化支援」などとして、エジプトやアルジェリア、リビア、イランの政府機関にも攻撃を加えている。
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