京都市西京区の洛西竹林公園で、インド地方原産の竹「メロカンナ・バクシフェラ」が、イチジクに似た形の緑色の実をつけたそうです。
これです。
まったく、この竹について知らなければ、
「ふ~ん」
おわりって感じだと思います。
記事によると、この竹は、竹類では珍しい実が育つ種類で、開花・結実するのは約半世紀に1度だけだそうです。
もし、あなたが100歳なら、次に、この実を見るときは、150歳です。
私なら、もう一回ぐらいは見れそうです。
さらにもう一度となると、世界記録を目指すつもりで、気合を入れなければならないかもしれませんね。
そう思うと、なんだか、ありがたい物のように思えます。
ところで、これって食べられるの?
少しお腹がすいてきたので、ふとそんなことを思っちゃいました。
ま~、あんまりおいしそうには見えませんが・・・
半世紀に一度だけの花 結実 西京の竹林公園 インド原産の竹、国内初
京都市西京区の洛西竹林公園で、インド地方原産の竹「メロカンナ・バクシフェラ」がイチジクに似た形の緑色の実をつけた。竹類では珍しい実が大きく育つ種類で、開花・結実するのは約半世紀に1度だけ。日本には自生しておらず、専門家によると「国内で初めての結実」という。
今月初め、ササの葉が縦に連なったような花が咲き、長さ約3センチの実がなっているのを、同公園に竹の管理方法を助言している全日本竹産業連合会の渡邊政俊事務局長(75)が見つけた。
その後、茎のあちこちに大小8個の実がついた。直径4センチ、長さ9センチほどに育った実もあり、来園者が「竹って実をつけるんだ」と驚いて眺めている。
洛西竹林公園は2年前から、この竹一鉢を栽培している。国内では熊本や高知県の植物園など数カ所にあるが、長年育てている施設でも結実は確認されていない。
渡邊さんは「日本でなった竹の実が、今後どう熟していくのか見守りたい。今から膨らむ実もあり、当面は観賞できるだろう」と話す。
メロカンナ・バクシフェラ(イネ科)は、原産のインドやバングラデシュでは高さ15メートル程度まで伸びる。多くの竹類の実が米粒ほどなのに対し、特に大きな実をつける珍種として知られている。
洛西竹林公園は水曜定休、入場無料、Tel:075(331)3821。
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