挫折しそうになりながらも、英語の勉強は続いています。
朝晩、35分ずつ。
35分って中途半端です。
なぜなら、音読している英語のテキストが35分だからです。
そこで、学習の成果の発表。
さらっと、英文をひとつ。
This is a pen.
ふっふっふっ!あまりにも次元が高い英文のため、声もでないのでは?
なんて冗談はさておき。
この英文、日本人が唯一、みんな知っている英文と言っても過言ではないのではないでしょうか?
これは、英語のまま理解できる、数少ない英文のひとつだと思います。
もし、すべての英語が、これと同じように出来ると、もうネイティブなみなのでしょう。
さて、この英文ですが、
こんなの、使う事ね~
って言う意見を聞いた事があります。
しかし、今は違います。
本当に、いろいろな物があります。
これ何?って中に、ペンもあるのでは?
ペンは、何かと、一緒になりやすいからです。
商品のアイデアに詰まったときに、とりあえず、ペンでもつけとけーってかんじでしょうか?
ま~、常識とは、絶えず変化するものです。
そういえば、私が学生のころ
英語なんて、一生使う事ないから必要ない。
なんていって、英語の先生を困らせました。
いや~、人生何があるかわかりませんね~
先ほど、久しぶりに、ハワイにいるアメリカ人の友達にメールを送りました。
もちろん、日本語で・・・・(涙)
さらに、その内容は、
英語がまったく上達しないと言う愚痴(涙)
それはさておき、先ほどの英文ですが・・・
読むのは簡単です。
では、発音は?
でぃす いず あ ぺん。
たぶん、あの英文を見ると、無意識に頭の中で発音していませんか?
なぜ、こんな英文を出したかというと、
”あ”が問題だからです。
専門用語で、冠詞ってやつですか?
これ、いるの?必要なの?
実は、先ほどの英文を、CDで聞いてみると”あ”が聞こえません。
文字で書くと、
でぃす いず ぺん
って感じですか?
入門編なら、”あ”は聞こえます。
なぜ、聞こえないのでしょうか?
これを、発音記号で書くと、アルファベットの小文字の”e”や、”v”をひっくり換えしたような記号になります。
読み方は、一応、”あ”なのでしょうが、弱く発音します。
だから、聞こえません。
なら、いらないのでは?
そこで、アメリカ人に聞いてみました。
もちろん、日本語で。
”あ”っているの?
絶対いる。
って返事が返ってきます。
じゃあ、って事で、学習用CDを聞いてもらいます。
この発音、”あ”を発音している?
私には、まったく聞こえません。
その答えですが、発音しているそうです。
小さくですが。
うそ~。
いや、発音しているよ。
でも、本当は、発音していないのでは?
いや、している。
本当のこと、言ってみそ。
誰にも、言わないから。
いや、発音している。
このような問答が、永遠続きました。
本当に、アメリカ人とは、本音をかたらないものです。
強情なんだから~
そもそも、”あ”って重要なの?
その答えは、重要だそうです。
私が、”あ”を飛ばして発音すると、注意されました。
そんなに、重要なら、強く発音しろよ~
そこで、そのアメリカ人に、先ほどの
This is a pen.
を発音してもらいました。
さて、なぜ、”あ”は必要なのでしょうか?
そんなことを考えていては、いつまでも英語は上達しません。
そんなことを考えるなら、ひとつでも多く英文にふれたほうが上達するでしょう。
だから、そんなものよ~と、気にせず、勉強を続けていました。
そんなある日、こんな説明を見つけました。
日本語と英語の単語が決定的に違うのは、日本語の単語にはすでに色や飾り(形など) がついているが、英単語には色も飾りもない味気ない原型(原材料)であるという点です。
英語の名詞は原型のイメージなので具体的にするためには冠詞が必要になります。
「本」の場合、日本人は無意識に色と飾り(この場合、形)のついた「本」をイメージします。これは、 もう無意識に行っています。十人十色の「本」をイメージしますが、かならず自分が日ごろイメージ している色と形の「本」です。
英語・発音・語彙/英語耳
私は、この説明で、長年の疑問が解けたような気がしました。
こちらのサイトには、いろいろな事が書いてあります。
実は、今回の英語の勉強のきっかけは、こちらのサイトがきっかけでした。
このサイトには、「Parrot’s Law」なる、理論ですか?学習法ですか?があります。
一応、これを試したのですが、私にはまったく効果がありませんでした。
とほほ・・・
最後に、アメリカ人に、This is a pen. を発音してもらったときの続きです。
でぃす いず ・・・・次です。
私は、耳をこらしました。
”えい” ぺん。
えっ?”えい”
そのアメリカ人は、”あ”を”えい”と発音します。
私は、聞き間違えたのかと思い、もう一度発音してもらいました。
やはり、”えい”と発音します。
もしかして、方言?
オーストラリア人は、サンデーの事を、サンダイと発音します。
それと同じもの?
そこで、違う州出身のアメリカ人に発音してもらいました。
やはり、”えい”と発音します。
学校で習ったのと違う~
英語学習とは、奥が深いですね~
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