増田寛也総務相は、東京・秋葉原の通り魔のような事件の再発防止のため、インターネット上の犯罪予告を検知できるソフトウエアの開発費を、来年度予算の概算要求に盛り込む方針を明らかにしたそうです。
ソフト開発には、少なくとも数億円の費用が掛かるようです。
「いったい、こいつら何考えているんだ?」
あきれて、何もいえません。
正直言って、お金をどぶに捨てるようなものです。
なぜなら、世の中には数え切れないぐらいサーバーがあるからです。
サーバーとは、ホームページのデータを置いてあるコンピュータの事です。
たとえば、あなたがこのブログを見るとします。
すると、このブログのデータのあるサーバーにアクセスする事になります。
ところで、サーバーと言えば、なんか難しいことのように思うかもしれません。
実は、簡単に作る事が出来ます。
あなたの使っているパソコンに、ソフトを入れるだけで、すぐにサーバーになります。
セキュリティーとかを気にしないのなら、5分ぐらいで出来るのではないでしょうか?
それぐらいサーバーとは、手軽に作る事が出来ます。
「お~、それなら作ってみたい」
って人がいれば、こちらのサイトがお勧めです。
ちょっと難しいかも知れません。
しかし、サーバーとしては、かなりのものを作る事が出来ます。
このように、素人でもサーバーが作れます。
だから、趣味でサーバーを作る人もいます。
このようなことから、どれだけ世の中にサーバーがあるか分かっていただけたでしょうか?
それら全部をチェックして、犯罪予告を探すなんて出来ません。
今回の試みは、砂漠で砂粒を見つけるようなものです。
こんな意味の無いことにお金を使うぐらいなら、見つけた人が通報する窓口を作った方がいいです。
そして、役に立たないソフトの開発費を、通報窓口の告知などの費用にした方がもっと効果あると思うのですが・・・
犯罪予告検知のソフト開発へ=来年度予算で要求-通り魔事件受け増田総務相
増田寛也総務相は11日、インターネット上の犯罪予告を検知できるソフトウエアの開発費を、来年度予算の概算要求に盛り込む方針を明らかにした。同日開かれた、東京・秋葉原の通り魔事件を受けた再発防止のための関係閣僚会議終了後、記者団に語った。
開発が検討されるソフトは言語技術を応用し、違法・有害情報の検出精度を向上させるもの。通常とは異なる急激な書き込みの増加や、自殺や殺人予告などの言葉を使った議論の流れなどを分析し、犯罪につながるような情報を認知できるようにする。業界関係者によると、ソフト開発には少なくとも数億円の費用が掛かるという。
コメント