吉田松陰?学校の歴史の授業で聞いた事があるような・・・
「何した人でしたっけ?」
このニュースは、貸金業者が、幕末の志士たちの名を商標登録したとか?
今回は、「吉田松陰」「高杉晋作」「桂小五郎」の3人の名前が出てきています。
では、改めて、どんな人か調べてみる事にしました。
吉田松陰(よしだしょういん、吉田松蔭、1830年9月20日(天保元年8月4日) – 1859年11月21日(安政6年10月27日))は、日本の武士・長州藩士、思想家、教育者、兵学者。一般的に明治維新の事実上の精神的指導者・理論者として名が挙げられることが多い。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 吉田松陰
高杉 晋作(たかすぎ しんさく、天保10年8月20日(1839年9月27日) – 慶応3年4月14日(1867年5月17日))は、日本の武士・長州藩士。幕末の長州藩の尊王倒幕志士として活躍。奇兵隊など諸隊を創設し、幕末長州藩を倒幕に方向付けた。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 高杉 晋作
木戸 孝允(きど たかよし、天保4年6月26日(1833年8月11日) – 明治10年(1877年)5月26日)は、日本の武士・長州藩士、政治家。いわゆる「長州閥」の巨頭。江戸時代(幕末)には、桂小五郎(かつらこごろう)として知られていた尊皇攘夷派の中心人物で薩摩の西郷隆盛、大久保利通とともに、維新の三傑として並び称せられる。名の孝允は「コウイン」と有職読みされることもある。
エジソンが、電球を発明したと言うように、この人はと、一言でいい表せないようです。しかし、歴史小説などでは、よく出てくる名前だと思います。それらの小説やドラマを通して、人々に知られているのではないでしょうか?
ある時は、ヒーローのようだったり、またあるときは悪役だったりと。
その辺は、演出によって、いくらでもかえられます。
人それぞれ、歴史上の人に思いはあるでしょう。
自分の人生の、指針にしているかも知れません。
たとえ、それが合法だからといって、一企業が独占してもいいのでしょうか?
この記事も、そのことに触れています。
もしかしたら、これがきっかけで、商標登録制度の改正が行われるかもしれませんね?
貸金業者が「吉田松陰」など商標登録、萩市が異議申し立て
貸金などを業務とする東京の会社が「吉田松陰」「高杉晋作」「桂小五郎」という幕末の志士たちの名を商標登録していたことがわかり、3人の出身地の山口県萩市は18日、特許庁に登録取り消しを求める異議申し立てをしたと発表した。
「遺族や3人を敬愛する郷土の人たち、国民の社会的感情を著しく損ね、公序良俗を害する」としている。
市などによると、商標登録は2005年6月に宮城県の会社が出願。07年9月に登録の審決が下り、同年10月に商標権の名義が東京の会社に変更された。対象品目は、「吉田松陰」と「桂小五郎」が食用油脂、加工水産物などの食品、「高杉晋作」は食品に酒類や清涼飲料水も加えている。
市は「人物の名声に便乗した利益取得が目的といわざるを得ない」と指摘。「歴史上の著名な人物名に関して独占排他的に権利を主張すること自体認められるべきではない」として、商標登録制度の改正も求めていくという。
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